・さ、まずは前節の結果を。まず、ハンドで退場処分されてしまったギブスに関してはお咎めなし。退場処分は誤審であると認めた上で、主審の方も試合後に謝罪しに行ったそうです。更に実際にハンドをした人物であるチェンバレンに関しても、なんとお咎めなしの裁定が。理由は誤審もあった事と、シュートは枠を逸れていたので決定機阻止に当らないとされた。誤審の負い目もあったせいか、いずれも今節試合出場となりました。
-アーセナルのメンバー- Oジルー (Yサノゴ) カソルラ ロシツキ チェンバレン (シェルストレーム)(ポドルスキー) フラミニ アルテタ Kギブス ベルマーレン メルテザッカ Bサニャ シュチェスニ SUB:ファビアンスキ、ジェンキン、ベレリン、ナブリ

・結果を出さなければいけないと燃えていたチェンバレン。遠目からのミドルなど積極的でしたね。この試合ではバイエルン戦などで観られた「カソルラ、アルテタ、チェンバレン」という3枚ボランチみたいな格好もやめました。正直、アルテタ1人への負担が半端無かったし。ただ、徐々に尻すぼみ。ポドルスキーと交替させられてしまいました。しかも、その後ポドルスキーは結果出すんでね。今後は1週間に1試合になるので、レギュラーはどうなるのか。

・先制点は何とスウォンジー。左サイドからのアーリークロス、真ん中でボニーがヘッドで強烈に決めて先制。身体にぶつかってマークしてるベルマーレンを吹っ飛ばしましたよ。解説の川勝さんは左サイドのクロスをあげた選手に対して、ノーマーク過ぎたと語っておりますが、実際にアルテタの距離はかなり遠かったですね。あれだけルックアップする時間が長いと、良質なクロスを入れる準備は出来ますからね。

・いやー、久しぶりに登場したらしいスウォンジーのFWミチュ。昨シーズンで大活躍しましたよねー。今年はケガが多いらしく、それがそのままスウォンジーの成績にも繋がってるとか。そういや、ミチュって結構背がでかいですよね。ポストワークもチャンスメークも出来るし、何より決定機の得点力もなかなかのもの。・・・うん、ベ、別に欲しくは無いんだけどさ。良い選手だなーって思ってるだけさ。ただ、ジルー帰っちゃうって噂だから、どうなのかなー?って。

・交替した入ったポドルスキーが大活躍。まず、ギブスが左サイドで勝負。そういや、ギブスってウォルコットより速いとかで話題になったんだよね。何かの新聞で足の速い選手で3位とかに入ってた記憶があります。そのギブスが一瞬の速さで相手を抜き去って、マイナスパスをポドルスキーがプッシュでゴールイン。更に数分後、左サイドのポドルスキーが絶妙な折り返し、GKの目の前でジルーが押し込んで2-1と逆転。えぇ、これで勝ったと思いましたよ。

・なぜか、その後はスウォンジーペースに。逆転に全精力を使い果たしましたか。それでも、集中は切れていなかったんですが、もはや不運としか言えないですね。右からのロビングを相手FWが拾って、GKと一対一のチャンス。ここでGKシュチェスニーが飛び込む・・・んですが、ここで後ろからメルテザッカーが長い足を活かしたスライディング。これで相手FWはシュート出来ず。しかし、メルテザッカーの足に当たり、GKシュチェスニーの足にあたり、そこにフラミニが居てオウンゴール。フラミニはただただ守備意識が高かっただけで失点ですよ。むしろ、そこに誰もいなければ失点しなかったんですよ。これはフラミニを責める事は出来ませんね・・・。
-プレミア順位表-
1位:チェルシー 勝点69 +39
2位:リバプール 勝点68 +45
3位:マンチェスターC 勝点66 +52 *2試合未消化
4位:アーセナル 勝点63 +19
5位:エバートン 勝点57 +16 *1試合未消化
7位:マンチェスターU 勝点51 +11
・チェルシー戦に大敗、スウォンジーに引き分け、次はシティ戦ですよ。かつてのレジェンド、ロベール・ピレスからもシティ戦で負けたらタイトルレースからは脱落だと厳しいコメントを頂いております。それもそのはず、現在の順位から行くと「暫定首位」のチェルシーと勝ち点6、「実質首位」のシティが全部勝つと仮定すると勝ち点9。これが更に+3されてしまうと、シティとの差は12も開いてしまいます。これは確かに終戦と言える成績に落ちてしまいますよ。まさに今日の夜なんですが、大一番をホームで迎えます。アウェーでは3-6で敗れるという結果。ビッグクラブとの試合で大敗が続いてますが、今回はホームですからね。