・まさにリアルサカつくですね。家庭用版サカつくでは若手が急成長を遂げていますというコメントと共に「才能開花」というイベントがありました。平凡とコーチに言われてしまう選手でも、AクラスやSクラスぐらいまで強くなるというやつ。まさか、アーセナルでそれが起きてしまうとは。これはサカもうかうかしてられないぞ。
-アーセナルのメンバー- ジェズスマルティネリ Gジャカ ウデゴー サ カ(ビエイラ) (エンケティア) (ネルソン) トーマス 冨安健洋 ガブリエル W・サリバ Bホワイト(セドリック) (ティアニ) ラムズデール監督:ミケル・アルテタSUB:ハイン、ホールディング、ロコンガ、マルキーニョス -ノッティンガム・フォレストのメンバー- アウォニ リンガード (ネ コ) Mギブス (デニス) (ブレナン) Sクヤテ イェーツ (オブライエン)フロイラ Rロディ マケンナ Sクック オーリエ(ウォラル) ヘンダーソン監督:スティーブ・クーパーSUB:ヘネシー、ボリ、マンガラ、サリッジ
・今シーズンのアーセナルの得点パターンと言ってもいいね。数年前はそれこそティアニー一択だったり、アレクシス・サンチェス頼みとか言われたりしたもんです。右サイドのサカがボールを持って勝負の姿勢。その後ろをオーバーラップして追い越すホワイト。ここでワンフェイク入れてのクロス。ここにマルティネリが斜めにダイアゴナルランで入り込んでヘッド一発。これで先制。ジェズスもファーに移動してるのもスペースメイクしてるのよ。この一連のカタチは分かってても止められないね。ただ、この後にサカが何度も足を削られてしまい、無念の負傷離脱。ファールしないと止められないとはいえ、ワールドカップあるんだから。
・サカに代わって入ったのがネルソン。ちなみにサカは21歳。ネルソンは22歳。控えとはいえ、2年先輩でアーセナル昇格を果たした。そもそも、右サイドと言えばウォルコットの独壇場だった。ケガが多い為にそのポジションはチェンバレン、ニャブリらが争っていたが、争ってる選手がどんどん移籍していった。そして100億の男ペペ。ネルソンがレンタルで経験を積んでいる間にサカが19歳でペペからポジションを奪った。ネルソンにとってみれば後輩に先を越された格好だ。そして、あれよあれよでイングランド代表。今回の試合での登場はネルソンにとっても燃えていたに違いない。右サイドで貰ってそのまま縦でも横でもなく、堂々とゴールに向かって直進。シュートはGKに当たるもこぼれを押し込んで2-0。
・まさに電光石火。ネルソンのゴールから3分後、またしてもネルソン。ウーデゴールとジェズスがサイドに追いやられ、ゴール前から離れていたところ。そこにニアサイドにするすると入り込んだネルソン。ジェズスのピンポイントクロスを流し込んで3-0。アーセナルではまだ1ゴールしか決めて無かったネルソンの2ゴール。今シーズンは売却候補とまで言われていた選手。右サイドには控えにマルキーニョスも獲得されてしまったので、このままだとまたローンの可能性は高かった。カップ戦、ELでも出番が与えられなかったので、今後はチャンスも増えるかもよ。
・アーセナルの得点パターンにネルソンも関与出来てるのが素晴らしい。さすがは下部組織出身ですね。誰が入っても同じ様に振舞う事は可能。アーセナルの得点パターンの1つ。さきほどの右サイドでネルソンが持った際に、やっぱり後ろをホワイトがオーバーラップ。ここでクロスではなく、マイナスパスを送ってトーマスのミドルシュート。ぐんにゃり曲がってゴールを陥れるパターンだが、これがまたもネットを突き刺して4-0。トーマスはこのカタチ、全く同じやつを決めてるので2ゴール目。インサイドで軽く蹴ってる風なんだけどもね。ぐんにゃり曲がるしキャノンなのよ。トドメにウーデゴールも半歩ずらしシュートで5-0。アーセナルが5-0だなんて。
・最近、試合内容が悪かっただけに5-0で試合を流すなんて事が出来ただけでも立派。ジャカ、サリバなんて途中で下げる事も無かっただけに温存策も取れるなんて。さて、次はホームでELのチューリッヒ戦。引き分け以上で1位通過なんだけども、ネルソンはスタメンで出て欲しいね。その次がチェルシー戦なんで、控え中心になると思うけどもネルソンの様に才能開花パターンがあると今後は助かるよ。