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Channel: まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ
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ベンゲルスクール23時間目/首位の座は最後に座ればいいのさ

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・とうとう、首位陥落。来月は地獄の4連戦(急に1試合増えた)が待ち構えております。さすがに全勝という訳には行かないだろうと思っておりましたが、その地獄の前に首位の座を明け渡してしまいました。相手は今シーズンの大物食い「サウサンプトン」。アウェーで一度は逆転したものの、引き分けで終えてしまいました。悔しいけれど、良い試合でしたよ。セインツにはそういう試合をチェルシーやシティ相手にもやっておくれよ。

       -サウサンプトン戦メンバー-

            Oジルー
          (ポドルスキー)
    カソルラ    Mエジル    ナブリー
   (Kギブス)         (チェンバレン)
         アルテタ  フラミニ
              (一発退場)
モンレアル  コシェルニー  メルテザッカ  Bサニャ

           シュチェスニ

SUB:ファビアンスキ、ベルマーレン、ジェンキンソン、ベントナー






・サウサンプトンは若くて運動量のある選手を多用し、ドルトムントの様な早いプレスで翻弄してくるチーム。今回はその中でも狙われてたのがモンレアル。対面のララーナは勝負しまくってくるし、カソルラのフォローはあんま期待出来ないし。失点のシーンもCBのフォンテがモンレアルと競り合ってのギャップから生まれたもの。真っ向勝負はさすがに厳しい。更にはセットプレイでモンレアルが自陣で拾ったボールも4人で囲まれてシュートまで撃たれるし、モンレアルのクリアがプレスしたFWに当たってゴール前にこぼれて決定的なシュートも撃たれるし。前半だけでも、2~3失点してもおかしくなかった。





・前半はモンレアル狙いであったが、後半は意地を魅せましたね。カソルラとのパス交換でモンレアルがサイドを破ってセンタリング、逆サイドにまで渡ったボールをサニャがシュート。そのシュートをジルーが身体を倒れこませながらもヒールでコースを変えてゴールイン。難しい方が入るってやつね。もしかすると、触らなくても入ってたりして。ちなみにここでジルーがDFの前に身体を入れたことでゴールになったんだけど、そのDFが実は吉田麻也でしたー。レギュラーCBが長期離脱っぽいので、ここでレギュラー掴まないとまずいのでアーセナル戦以外で頑張れ。





・今月はエジルが絶不調中、かわりにカソルラが絶好調。エジルが右サイドからカットイン、独特のリズムで侵入すると歩いてる動作のままでパス。中央でカソルラが左足アウトサイドキックで狙う。シュートそのものの威力は緩かったんですが、物凄い真横の回転がかかっていたのでGKの目の前ワンバウンドでぎゅいーんと曲がりました。GKも真っ直ぐあのコースに飛んでれば取れたんでしょうね。足の角度を見ると狙って蹴ってるので、カソルラの技有りシュートと言えるでしょうね。何気に今月は6試合で5ゴールとカソルラがいよいよ本調子になってきた様です。





・ぐぬぬぬ、数分で同点2-2。おのれ、セインツ。ララーナのゴールで同点だったんですが、このサウサンプトンで元気いっぱいだったのが左SBのルーク・ショー。かなりの激しいアップダウンワークを繰り広げても落ちないスタミナ。更にサイドでの勝負も力強い。かと思えばえぐらずにアーリークロスも精度が高い。先制点のフォンテのゴールもショーのクロスでした。いやー、なかなか素晴らしい選手ですねー。解説者は「まぁ、チェルシーでしょう」と言ってたのでビッグクラブ入りもありそうです。


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・うーん、ここ最近はなかなかボールを触る回数も減ってきたエジル。パス交換の連携がイマイチなだけなので、2年目からが本領発揮なのでしょうね。ただ、この試合ではスペシャルな選手という片鱗を魅せてくれましたよ。中盤からドリブル開始。カウンターのスタートだったんですが、その割りにゆったりとしたドリブル。左右をきょろきょろと見渡し、足首の向きは常に左右を向いてるので誰も近づけないんですね。実際に左右にはカソルラとジルーが控えてるのでパスコースはあったのです。しかし、シビレを切らして吉田麻也がエジルに突っかかってしまいました。すると、エジルが急に空いてるスペースへボールを転がしてスピードアップ。吉田をあっさりかわすとGKと一対一へ。シュートはCBの相方フォンテのスライディングに引っかかりながらもクロスバー。これが決まればスーパーゴールでしたよ。





・いや、どっちが勝つか分からない勝負にもっていかれてしまいましたが、個々の戦力もあり徐々に攻め始めるアーセナル。しかし、そんな勝負は一瞬でカタがついてしまいました。フラミニが低空ドロップキックで一発退場。ボールにはしっかり行っていたのですが、プレミアでは問答無用のレッドカードになります。かつてはエドゥアルドやラムジーもこれで長期離脱した技ですね。アーセナルの選手ではありますが、何故にそこでドロップキックやんのかな。意味がわからんよ、完全に体重乗ってたじゃん。こんなん足首にもらったら骨いっちゃうよ。普通のスライディングでも充分ボール奪えたはずなんだけどなー。これで3試合出場停止が確定。ぐぬぬ、地獄の4連戦の最初の2試合が・・・・・。




・フラミニ退場で2-2で終わろうという展開になってしまいました。一応、攻めてはいたもののリスクを終えない攻めでしたからね。これで試合終了。2位のシティがアウェーでスパーズを5-1で大勝するという結果により首位浮上。3位のチェルシーは降格圏内のウェストハム相手に0-0でドローという事で、アーセナルは何とか2位に留まっております。さぁ、次節ホームでのクリスタル・パレス戦を快勝し、いよいよ地獄の4連戦「Aリバポ」「Hユナイテッド」「HリバポFA」「Hバイエルン」に挑もうではありませんか。ってか、FAぐらいは休ませてよー。何でリバポなんだよー。



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