・おやおや、何の画像ですかね。ゼウスとプロメテウスじゃないですか。まぁ、これはのちのち。前半に点を取ったことがないチームと、先制点を取ったことが無いチームの対決だそうです・・・はい、どっちがどっちだかわからない感じですが、お互い1勝しかしてないって事で慎重な戦いになりそうですね。こういう時に起こりやすいのが「引き分け」ってやつですよね。まったく。栃木戦では勝てそうな試合を落としましたが、今度は負け試合を勝ち点1拾った格好になりました。うん、勝ち点3が欲しいんだけど、取れそうには無かったですね。
-徳島ヴォルティスのメンバー- 岸本武流 清武功暉 (鈴木徳真) 野村直輝 (狩野健太) 杉本竜士 岩尾 憲 小西雄大 藤田征也(内田裕斗) 内田航平 Jバイス 田向泰輝 梶川裕嗣SUB:長谷川 徹、石井秀典、藤原志龍、河田篤秀 -東京ヴェルディのメンバー- 林 陵平 端戸 仁 (森田晃樹) 佐藤優平 小池純輝 李 栄直 井上潮音 (渡辺皓太) 奈良輪雄太 平 智広 近藤直也 田村直也 (若狭大志) 上福元直人SUB:鈴木智幸、永田拓也、内田達也、梶川諒太
・あ、18禁ではありません。少年誌で連載されていましたが、これを知ってる方はまぐと同年代とお見受けします。なぜ、こんな画像が入ってくるかというと、風が強かったそうですね。ヴェルディのクリアがほとんど真ん中を超えない。さらに佐藤の逆サイドのチェンジがぐぐぐっと戻ってマイナスパスになってる。これでヴェルディは波状攻撃を受け続けるという前半になりました。しかし、これを耐えればきっと後半は神風となってくれるに違いない。まぁ、あーなった訳ですけど。それにしても、直接FKを上福元がスーパーセーブしたり、岸本にもGKと一対一を作らせちゃったりと・・・耐えたけれどもピンチはしっかりと作られております。
・バイスって聞いてすぐにこいつ出てきた。ただ、今回はこのバイスと端戸の対決が熾烈でしたね。そもそも、ここで勝ち越せたならもうちょっとチャンスも作れたかもしれない。風の影響で林にまともにボールが来ない中で縦横無尽に受け手になろうと動き回っていた端戸。しかし、トラップした端戸には遠慮なくバイスのバックチャージでケズる。そこから左サイドへ展開してまた中央の端戸へパス・・・またバイスの一撃。右サイドへ展開してまた端戸へパス・・・またバイスの一撃。こいつどこまで着いてくるんだよっ!! 後半はさすがにイエローカード出てましたが、実に効果的な守備で縦パスを出しづらくなるんですよ。なので、潮音の縦パスなんか日和っちゃって全然出さなくなっちゃった。奪われてカウンターをされるというチームの心配をするより、ケズられ過ぎて端戸の足が心配に。ま、佐藤は毎試合誰かの足をケズり殺してる訳だけども。どうやら、リーグトップのタックル数だそうですよ。
・まさか、徳島に「武神流」の継承者がいらっしゃるとは。え? あれでタケルって読むの? 両親がメトロシティ出身とか、拾ったガム食べてたとかないっすか? めっちゃ回復するんすよ、アレ。ってか、岸本=ガイってのは前も使った気がするな。なんだかんだでその岸本武神流とやらに1試合でGKと一対一を3度も作らせてしまったのはいかん。後半開始早々には角度は悪いもののシュートは正面。そして、後半9分。今度はGK上福元をドリブルでかわしてゴールイン。なんだか、栃木戦でも似た感じの貰っちまいましたが、昨年のプレーオフ以降そういう研究対象になってしまったかもね。ドリブルで抜いてしまおうと。普通にGKと一対一をシュートするより遥かに良いぞと。それだけじゃなく、今までも課題として挙げられていたバイタルでのぽっかり具合。とうとう、そこから失点してしまいました。野村からのロングスルーパス一発ですもんね。スルーパス好きのまぐとしては合格点をあげたいと思います。佐藤からこういうの欲しいなぁ。
-東京ヴェルディのメンバー- 林 陵平 端戸 仁 (李 栄直) 佐藤優平 渡辺皓太 奈良輪雄太 小池純輝 李 栄直 (森田晃樹) 平 智広 近藤直也 若狭大志 上福元直人
・んで、ヴェルディはスクランブル交代を余儀なくされます。それが3-1-4-2「ユベントス無敗システム」ですね。そういや、コンテどこ行った? あれから無職ってモウリーニョもそうだけど、世界的名称も就職難なんですね。このカタチになってポゼッションは向上しましたが、徳島も守備に重きを置いているので持たされている感も強い。ただ、栃木戦の時の様に今のヴェルディはサイドでの一対一に強さがあるので、縦が通せないのであればサイドで一対一を強引に狙ってくるなんてのも欲しいですよね。それに気づいたのがベンチから見ていた若狭ですね。右サイドでかなり小池のフォローに飛び出してきました。こういうの欲しかったんですよ。
・というわけで徳島は勝ち点3を得る事ができませんでしたが、これこそまさに「エアーマンが倒せなかった」訳ですよ。ロスタイムのCK。ニアですらしたボールはハイボールに。これをGKがキャッチしようとするも、風で流されて李の背中の上に落ちてゴールイン。こんな事あります? 実は徳島のDFが李に覆いかぶさろうとジャンプしたんですが、結果的にこれがGKのコースを塞いでしまった訳で。という訳で最後の最後まで風の影響で試合の結果まで変わってしまう格好に。という訳で「分けた理由」は風のせい。ただ、勝てる理由は最後まで見つかりませんでしたね。
徳島ヴォルティス 1-1 東京ヴェルディ
得点者:岸本 / 李
MOM:FW岸本武神流(もう名前変わっちゃってるよ。値千金の先制点。)
MOM:MF野村直輝(見事な切り裂く様なスルーパス)
MOM:DFヨルディ・バイス(殺し屋を殺せるタックラー)
MOM:MF李 栄直(初選出/通算3度目)
MVP:MF杉本竜士(徳島のモチベを一段階上げたかもしれない)
MVP:MF清武功暉(こちらも岸本へスルーパス出してる)
MVP:DF若狭大志(初選出)
・バイスの狂犬ぶりで縦パスを封じられてしまったのが一番痛かったかな。実際、その後は受け手になる選手も欲しがらないという恰好になってしまった。こうなると、どうせパス来ないだろうなとだれも動かなくなっちゃう。あーやって、相手をビビらせるタイプのCBってのも面白いもんですね。だから、外国人選手を取る時は縦に一本筋を通すかの様に取るべきなんだが。FWばっかなんだよね。そして、全員出てねーしっ!!李はラッキゴールではあったけど、終盤は林とツインタワーを形成していたので相手にとっては脅威だったでしょうね。若狭も流れを変える交代にはなっておりました。
・さて、引き分けそのものがヴェルディにとってはラッキーでした。ただ、勝つ為の戦い方を栃木戦でできたかなと思った矢先に同点・逆転され、この試合でもがっつり引きずったまま迎えてしまいました。さらにしっかりと相手に研究されてしまってる点も今後は気を付けないといけませんね。J1へ上がるためには研究されても知った事かと「自分達のサッカーをする」事が求められます。ヴェルディもそう習って続けるべきか、目先の勝利を欲しさにスタイルを崩すべきか。ちなみにここ数年はどちらをとっても昇格出来てないんでね。ホワイトが新たな道を示してくれそうなんだけど。