・さて、この試合はどう捉えたらいいんでしょうかね。インタビューなども心理戦と考えれば、あながち額面通りにとらえてはいけない気もしますし。ただ、こういうのをあーでもない、こーでもないと妄想するのもサッカーの楽しさの一つ。それでは、エメリ講師の新たな引出しを垣間見た試合をどうぞ。
-アーセナルのメンバー- オーバメヤン イウォビ (エンケティア) ムヒタリ (ラムジー) コラシナツ Gジャカ トレイラ ベジェリン (グエンドゥジ) ホルディン ソクラティス ムスタフィ レ ノSUB:ツェフ、ナイルズ、エルネニー、エジル
・・・さて、まぐなりの解釈といいますと、3バックにした理由は単純に「ケガ人続出」でCBのコンディションは良いという事なんじゃないでしょうか。ラカゼットもダメ、エジルもダメ、この試合だけで言えば決定機でトラップミス連発のムヒタリアンもダメなんじゃないかな。元はといえば、コシェルニーがレギュラー級だけど長期離脱。そこでソクラティスの獲得だったんだけど途中で負傷離脱。仕方なしに起用したホールディングが現在は卒なくこなせている。若い点も考えれば、今後のアーセナルを背負って立つCBになりえる。このまま、育成してレギュラー化出来るかもしれない。そうなると、レギュラー級のCBが4人も在籍している事となる。マブロパノスだって使いたいのに。こうなると、単純にCBの枚数を増やしにかかったとも考えられるのではないだろうか。
・素晴らしすぎるオウンゴールで先制したアーセナル。レルマはFIFA19でまぐも「プレミアチーム」で起用したので、ちょっと嬉しかったり。ただ、実際に3バックを使ってみると、まだまだ危なっかしい。あっさりと相手に3バックの課題でもあるサイドを使ったワイドな展開をされてしまったし。ただ、このシステムが使える見込みが立つと、1-0で終盤に逃げにまわることも出来る訳だ。そもそも、この3人がペナに引いたらそうそう上から崩すのは難しいし。ヴェルディの観戦記の方では何回か書いてるけど、レアルとバルサに産まれなかったら「守備」のチームになるって事さ。ただ、相手のブルックスって子はなかなか良い選手だね。来期はここに居ないな。キングへのスルーパスも見事。あ、そういえばキングも使ったな。
・途中で動きなおしてるんだけど、その動きなおしもまた速い。イウォビのスルーパスに反応したんだけど、ここにコラシナツが走り込み。しかし、このコースにはオーバメヤンも走ってたんですよ。ただ、ここから急カーブしてファーサイドへ逃げる。ここにピンポイントでコラシナツのパスが出て、あとはスライディングで流し込むだけ。ま、事前にそれよりも決定機のシュートを浮かしてるんだけどね。ただ、これで13試合8得点と得点王ランキングトップスコアラー。この試合はCFだけど、それ以外はLMFだからね。ほんと凄いわ。
・アーセナルあるあるですよね。これですんなり1-2で勝てばいいものをレルマのシュートはポストだわ。セットプレイからゴール右上にあわやオウンゴールになりそうなループ飛んじゃうし。ただ、ここで守り切って勝てるってのも大きい。今回はレノのスーパーセーブに助けられてるけど、なんだかんだで失点はしてないしね。あわやっていうシーンは確かにあるけど、なんとか大丈夫。これでまだ戦える。
・さ、今日の夜にELがありますが、スタジアムが変わったそうですね。治安維持の問題だそうですけど、このままポルタヴァで試合をしてたらマイナス18度だかの極寒のスタジアムだったそうですよ。まぁ、どんなメンバーで行くかは知りませんけど。さて、プレミアはこっからの2試合がやばい。ホームでノースロンドンダービー、平日ユナイテッドと目白押し。いやー、今のアーセナルの立ち位置ってのが分かる試合になりそうですね。