・いやー、まさか自宅から2時間半もかかるとはゆめゆめ思わなんだ。前回の動画でもお伝えした通り「町田駅」から「野津田車庫」へ行き、山を登って町田へ行くというルートはやった事がある。なので、今回は山登りをせずに「鶴川駅」からバスで競技場まで行く方を選んだ。こちらの方が楽なはずだった・・・しかし、鶴川駅でのバス待ちは長蛇の列。バスに乗るのに20分。バスに乗ってから45分。信号待ちなのか、バスも一歩も進まない・・・結果、自宅から2時間半で町田競技場到着。普通は1時間半で着くレベルなんです・・・最終節、舐めてましたな。
-FC町田ゼルビアメンバー- 中島裕希 山内寛史 (中村祐也) 土居柊太 吉濱遼平 (フランク) (バブンスキー) 井上裕大 平戸太貴 奥山政幸 酒井隆介 深津康太 大谷尚輝 福井光輝SUB:高原寿康、藤井航大、下坂晃城、森村昂太 -東京ヴェルディのメンバー- 林 陵平 渡辺皓太 ピニェイロ (佐藤優平) (李 栄直) 香川勇気 内田達也 井上潮音 奈良輪雄太 平 智広 井林 章 田村直也 上福元直人SUB:柴崎貴広、若狭大志、林 昇吾、梶川諒太、森 俊介
・あれだけ並んでバスに乗り込んで、まだ後ろは長蛇の列だったんだが、まぐより遅く来場した方も多いって事だよね。うーん、J1のライセンスが取れなかったのは別の問題だったかと思うんだけど、こういうとこもしっかりしておかないとマズイんじゃない? ヴェルディはこういうの温厚なんで大丈夫ですけど、「浦和」とか「鹿島」とか「G大阪」とか、血の気の多いサポもいるんでね。何かあってからじゃマズいんで、こういう交通に関しても頑張るしかない。あれかな、バハムートバスとか、グランブルーバスとか全面広告のバスでも寄贈してあげてよ。
・ただ、そのバスの中でもまぐはスパイ活動に余念がありませんよ。それがバスはほとんど町田サポしかいないんだけど、その中で今の町田のサッカーを「部活」と言ってましたね。どうやら、めちゃ走るサッカーだって事なんですが、ヴェルディはこの手のサッカーを苦手としてるんでね。正直、町田とか松本とか大分とかはあんま好きくない。逆にヴェルディの事は「ドウグラスってやつが13点しか取ってないもんな、ここがもっと点取れば昇格出来たんじゃね?」・・・えぇ、ごもっとも。
・さて、試合なんですが、町田もハイテンションなサッカー。凄いのが左サイドで渡辺がフリーでボールを持った際に、対面の選手は一人しかいない。裏にはスペースが空いている状況なのに、トップスピードで奪いに来やがった。これぞハイテンション。普通は危ないっすよ。これを待ち構えていて、裏に抜かれてたり失点もののピンチになるんだから。それを顧みずに奪いに行っちゃうぐらいテンションが高い。それぐらい、町田はこの試合で2位以内になって日本サッカー協会の偉いさんに見せ付ける試合にしたいんでしょうね。えぇ、実際は勝ったら優勝だったんだけどね。えへへ。やっぱ、ヴェルディは空気を読めない。
・前半は正直に言うと町田ペースだったね。いやー、ただそれでも我慢出来るのが今のヴェルディよ。「0-0の時間を長くする」、序盤からのペース配分は出来てますね。そして、後半から急にヴェルディが攻勢を強める。ここで町田は明らかに慌ててましたよね。ここで先制点欲しかった。町田はハイプレスでもあるので、ヴェルディの攻撃の第一手で止める事を心がけていた。前線、二列目、ボランチの3枚で囲むぐらいの勢いでヴェルディのサイドに圧力をかける。しかし、ここでヴェルディは早いタイミングで前線で放る様になった。前は藤本がよくサイドでダイレクトクロスをやってたけど、まさにそれが町田攻略法。急にこの方法で3枚を引き付けて剥がすを繰り返す事で、アタッキングサードまで侵入出来た。まぁ、サイドからのクロスは単発しか手はないので、林頼みではあったけどね。
-東京ヴェルディのメンバー- 林 陵平 佐藤優平 井上潮音 内田達也 李 栄直 香川勇気 平 智広 井林 章 田村直也 奈良輪雄太 上福元直人
・待望の待望の先制点ゲットですよ。深津は秋田直伝の空中戦があるので、上には無類の強さを誇る。しかし、弱点は裏抜けですよ。これは深津対策にばっちり。それにしても、深津に飯田に屈強なストッパーは出てっちゃうんですなぁ。でも、ちゃんと頑張ってるので何より。さて、先制点は取ったのでいつものアレ行きますか? はい、5バック+3ボランチ開始。個人的に李が下がってるだけかもしれんけど、やっぱこれで守ってきたってのもあるからね。守りますよ・・・って時にセットプレイ崩れからの流れで右サイドバックの大谷のゴールで1-1同点。ぐぬぬ、そうなんだよね。こういうごちゃっと真ん中を詰め込んでくると失点するケースあるんだよね。上には強くなるけど、密集が逆効果になる事もあるな。大宮と横浜には内緒にせねば。
・昨シーズンの最終節も引き分けでもダメっていう状況だったんですよ。それでも、終盤ぎりぎりまで分けてた。今回も同じ状況ではあった。しかし、それでもロティーナさんは崩さない。きっと、他会場の結果を知りつつ崩さずという格好を維持。これも昨年と同じですね。今の状況で引き分けならこれで構わない。あくまでも追加点は取れたら取れ、基本は変えない。もし、福岡が点を取ったら、残り1分でも替える気でいたんでしょうね。そのメンタルは日本人ではなかなかできないっすね。これがシーズン通して伝えてきた監督のメッセージの重さ。いや、ほんと凄いわ。
FC町田ゼルビア 1-1 東京ヴェルディ
得点者:大谷 / 林
MOM:FW林 陵平(5度目/通算11度目)
MOM:MF奈良輪雄太(3度目)
MOM:GK上福元直人(11度目)
MOM:DF大谷尚輝(ここでの同点ゴールで優勝の芽もあった)
MVP:DF井林 章(初選出/通算23度目)
MVP:DF平 智広(5度目/通算7度目)
・林のループシュートってのはきちんとルックアップしてるんですね。受ける瞬間にちら見。これで飛び出しを確認してからのループですもんね。まぁ、この試合でGKと一対一になるほどのチャンスはこれのみか。井林のおしゃれヒールとか、入ったら格好いいのもあったんだけどねー。さて、最後は引き分けで終わりましたが、きっと福岡がリードしてたら井林が前に上がってくるとか、目に見えて分かりやすい事をすると思うんだよね。それが無いって事は1-1でいいんだなと思っておりました。ロスタイムに相手がゴールするってのはもう仕方ないけど。こういう戦い方でJ2を勝ち上がってきたんでね。