・それよりも、君が敬意なんてものを欲しがるなんて驚きだ。モウリーニョが記者会見でベンゲルは18年もタイトルを獲っていないのに、18ヶ月前にタイトルを獲った私よりもリスペクトされているのはおかしいと語った。最近、モウリーニョの言動がおかしい。かつては選手を守る為に記者に噛み付き、敬意など欲しがるなんてことはしなかった。勝つ為に出来る事なら何でもする。その為に優秀な選手を獲得しては、超守備的戦術で優勝を奪ってきた。しかし、どんな時でも選手だけは守ったはずだ。チェルシーでも、ユナイテッドでも「選手のせい」にするなんてどこかおかしい。モウリーニョを叩くなら今だ。
-ユナイテッドのメンバー- ラシュフォド マルシャル Pポグバ マ タ (ルーニー) (シュナイ) キャリック エレーラ ダルミアン ロ ホ ジョンズ バレンシア (ブリント) デ・ヘアSUB:ロメロ、リンガード、ヤング、デパイ -アーセナルのメンバー- アレクシスS ラムジー Mエジル ウォルコット コクラン エルネニ (Gジャカ)(Oジルー)モンレアル コシェルニ ムスタフィ ジェンキン (チェンバレン) PツェフSUB:オスピナ、Kギブス、ガブリエル、イウォビ
・まぁ、この試合はここのシーンが切っても切れませんね。バレンシアの突破を身体ごと、腕も絡ませてのダイビング攻撃。これでバレンシア転倒もPK無し。まぁ、ホームであるオールドトラフォードは大ブーイング。当然、PKが妥当な判定ではありますが、審判を擁護するとバレンシアの左手がモンレアルを引っ張り倒した様に見えるし、モンレアルの右腕はまったく見えていない可能性が高い。真後ろから見てるから尚更ね。こっちはリプレイで色んな角度で見えるし。まぁ、ラッキーラッキー。マイク・ディーンじゃなくて良かった。
・んで、なんだかんだでGKツェフのおかげでしたね。マルシャルが何度も決定機を得ていましたが、GKツェフの余裕のセーブ。普通の選手ならスーパーセーブですが、ツェフなので余裕に見えちゃうんですよ。あれだけのシュートをキャッチしたりしますからね。んで、内容はというと前半はほぼ一方的に攻め込まれました。やはり、中盤でボールが溜められない「カソルラ欠乏症」でアーセナルらしさが見られなかったこと、左サイドで起用されたラムジーがまったくらしさをみせられなかったこと。右サイドなどで起用されていたラムジーだが、ウォルコットが好調なので左に追い出されましたな。カソルラいないので、その真ん中あたりをやるしか手は無いかな。今はイウォビの方が遥かに頼りになるし。
・そして、この試合を動かしたのはかつてモウリーニョに追い出された男マタ。チェルシー時代に追い出した選手をこうしてユナイテッドでは重用しているという。やはり、選手を退団させるにしても手段はしっかりと考えておかないとね。マタの方が大人な感じするよ。スローインからポグバ、そのままマイナスパスをマタが流し込んで1-0・・・流し込んだ様に見えたけど、バウンドが合わずにハーフボレー気味に合わせてのあの威力はさすが。あのぐらい叩かないとツェフじゃ間に合うしね。楽なゴールに見えて結構難しいシュートでした。
・ちなみにアーセナルの後半の枠内シュートは1本です。それぐらい何も出来なかった。しかし、今年のモウリーニョはどこかおかしい。今回はルーニーを交代で投入。確かにこの選択は悪くなかったし、スタジアムもルーニーで超盛り上がったものだ。ただ、選手交代で左サイドに入ったラッシュフォード・・・ここが問題となります。右サイドにチェンバレン、CFにジルーを入れたアーセナルがたった1度の反撃。チェンバレンがラッシュフォードを軽くドリブルで抜いてのセンタリング。ジルーがヘッド一発で1-1。ラッシュフォードのサイドでの守備はザルでしたね。つまり、モウリーニョの交代で失点し、ベンゲルの交代で得点。ベンゲルが選手交代の妙で流れを引き戻すってのはあまり無いんですが、今年はこれで何度目か。いやー、ジルーのスーパーサブ案は素晴らしいですね。
・という訳でまさかの結果ですね。1-1の引き分けですが、モウリーニョがベンゲルに強いというのは継続されましたが、この試合だけで言えば「とりこぼし」とも言えますね。アーセナルは開幕リバポ戦以降負け無しは継続。このまま、優勝争いはまだまだ残りますよ。さて、まさに今夜CLもあります。ホームでパリ・サンジェルマン戦です。リーグも勝ちたいですが、CLも一回戦敗退が多いのでそろそろ1位で通過したいですねー。