・前節の勝利でよーやっとこの布陣でも戦える目処がついたところ。この試合では、いかに前半で体力を温存出来るかがカギでした。そもそも、この布陣だと攻撃は人数をかけられるので迫力があるし、守備は5-3-0-2になって全員で守れるという面白い布陣。デメリットが上下動による運動量なので、残り30分近くは相手の攻撃をただただ受け続けるしかないということ。前節は攻める時は攻め、守る時は守るという「攻守のメリハリ」を明確にすることで解消出来た訳だ。観ようによっては「省エネ」を実践している。バックパスの頻度も上がり、相手の体力を消費させる時間帯も作れる様にもなった。これで戦えるという自信みたいなものも付いてきた様に見えますね。
-三ツ沢球技場での試合記録-
1993年J1後1節 vs 横浜マリノス 0-3 ディアス2とか
1994年J1前14節 vs 横浜マリノス 2-0 カズ2ゴール
1994年J1後10節 vs 横浜フリューゲルス 3-2 ベンチーニョとか
1995年J1前2節 vs 横浜マリノス 2-6 あらら、ボロ負け
1995年J1後14節 vs 横浜マリノス 4-1 カズ2ゴール
1996年J1前13節 vs 横浜フリューゲルス 3-4 ジーニョ、エバイール、サンパイオ
1997年ナビスコ杯 vs 横浜マリノス 2-1 永井秀樹2
1998年J1前6節 vs 横浜フリューゲルス 3-0 風の子エウレル
-横浜国際総合競技場完成-
2000年J1後10節 vs 横浜Fマリノス 2-3 ヴェルディの中澤2ゴール
2001年ナビスコ杯 vs 横浜FC 1-1 若き飯尾がゴール
2004年ナビスコ杯 vs 横浜Fマリノス 2-1 アツ、エムボマ
2006年J2第48節 vs 横浜FC 2-1 マルクスだって覚えてる?
2009年J2第30節 vs 横浜FC 1-3 大黒のゴール
2009年J2第40節 vs 横浜FC 0-2 第3クールという妙なリーグ
2010年J2第25節 vs 横浜FC 2-3 高木家長男次男ゴール
2011年J2第15節 vs 横浜FC 1-2 高地にやられた試合
2012年J2第4節 vs 横浜FC 0-0 散々攻めての0-0
・えぇ、今回も口々に聞こえてきた「鬼門三ツ沢」での勝利。久々に勝ったという印象があったものですから、どれぐらい勝ってないのか調べてみました。えぇ、まぐのとこぐらいですよ。こんな古い記録を今更大事にしてるのなんて。前にも言いましたが、すっかりデータベースサイトになってる「まぐまぐまぐろん」をどうぞよろしく。はい、このフレーズ今季2度目。ところがですよ、マルクスなんてすっかり忘れてましたよ。ナビスコ以来かと思っちゃいました。17試合やって勝利は7試合、それも川崎時代なんでね。ここ最近は2試合しか勝ってなかった訳だ。それも7年前だもん、忘れてるよねー。
・横浜FCはジャンボ大久保の頭を伺わせつつ、サイドからきっちりと作っていくサッカー。どこかで手詰まり感が漂ったら、余計なパスを選択せずに大久保へという事でミスが生じにくい。ただ、ここのところ好調な横浜FCは大久保頼みではなく、サイドできちんと作れる様になったせいか、あまり大久保へのロングボールを多発してこなかった。ヴェルディにとっては、これが多少救われたところもあったかもしれない。正直、全部ロングボールされてる方がかなりきつかったと思う。
・攻める時ものらりくらり。ヴェルディは前節以降、手詰まり感があった場合は無理なパスは狙わずにバックパスしてやり直すぐらいの余裕で攻める様になった。これにより、守から攻への転換は大急ぎしなくてすむわけだ。左で飯尾、中央の西から森へ。森が2人を相手に大きく蹴りだして直線勝負。この相手の抜き方も独特ですね、初速で抜く為にあえて大きく蹴りだしたんですね。ここから中を良く見てセンタリング。ファーサイドでヘッドもGKのセーブで得点ならず・・・・って、ヘッドしたの石神っ!! よく、ここまで上がってきましたね。
・横浜FCは上背がある選手が多いのでマンマークよりゾーンの方がいいみたいですね。背が高いとスピードはイマイチなので、マンマークだと振りほどかれてしまうからだそうで。それなら、コンスタントに高い選手を配置して、高さでクリアするという手法。理屈はわかるんですが、CKのキッカーは鈴木なのです。高い選手と高い選手の間に落とす技術はピカイチですよ。それもその精度を少しでも高めようと飯尾とかがショートコーナーを匂わせるために近づくんです。こうなると、誰かが飯尾に行かないといけないので選手間の感覚もちょっとだけ開くんですね。まさにそこにファーサイドからするするとニアへ入り込んだ井林が相手の目の前へ体を入れてヘディングで先制。J初ゴールおめでとー。何気にこのすぐ後にもファーサイドでフリーでヘッドしてました。2ゴールもあったかもねー。3度目は松下がマンマークしてました。
・先制したヴェルディはますます時間をかけます。のらりくらりと相手のプレスをいなしてバックパス。シビれを切らして取りに行こうとプレスを強めると、あっさりと逆サイドまで通して森が勝負するという嫌な展開。横浜FCは結局、GK佐藤のスローインを途中で奪ってシュートぐらいしか決定機を作れませんでした。うーん、それにしても「のらりくらり」戦術以降は佐藤の精度の高いフィードが影を潜めてますね。常盤へライナーで蹴ったのぐらいかな。
・ところがですよ、横浜FCは後半頭から勝負に来たんですね。ヴェルディはのらりくらりと対応するかと思いきや、追加点欲しさに攻めたんですよ。横浜FCはスピードが違いましたね。中央で西が常盤へスルーパス。これを奪われたところから一気に逆襲。西がスルーパスをした際に森も側を走った為に、ヴェルディの右サイド側がスカスカ。そのまま、内田がPA内までドリブルで持っていくぐらいのどフリーに。ここは井林が止めるも、こぼれを寺田がシュート。GK佐藤のこぼれを武岡がプッシュして同点。逆転もヴェルディの攻撃の終わりをカウンター。端山が対応に行くものの、サイドのオーバーラップを気にした途端に最終ラインの裏へロングパス。ジャンボ大久保がダイビングボレーで2-1と逆転。攻める!と決めたら、ハッキリと攻め切らないとこうなるという見本ですね。
・ただ、ヴェルディにとっては前半ののらりくらりが効いているのか、逆転されてもスタミナは落ちていません。対して、横浜FCは2-1と逆転する時間が早過ぎたせいもあるし、この逆転劇にスタミナをある程度消費してしまったのか、途端に足が止まり始めます。そこには「3-1にしよう」ってのと、「少し落ち着こう」という両方の気持ちが見え隠れしましたね。バイタルを使える攻めが増えてきます。まずは高原のカットインシュート。これは惜しくも外へ。高原、飯尾がバイタルでボールを回して右の森へ。ここで飯尾が左サイドを観たけど、誰も居ないから切り替えして右へ出してるんですね。森が中を良く見てセンタリング。ファーサイドで直前までマークの後ろに居た小池が突然走り出してヘディングゴール。あのタイミングだからこその見事なヘディングゴールで同点。左サイドを観たけど、誰も居なかったってのは小池がすでに中に居たからなんですねー。
・あぁ、サッカーをしてるって感じがしますねー。2-2と同点に追いついてからは横浜FCは一気にメンバーを3人変えます。先程は2-1からどうしたらいいのか迷いが生じていたので、分かりやすい監督からのメッセージですね。逆にヴェルディは前半でののらりくらりが効いてるのか90分最後まで走れてますよ。最後まで走れるってだけで、ここまでしっかりとサッカーになるものなのか。よーやっと、この土俵に立てましたね。「どっちが勝つか分からない展開」ってやつですよ。今まではこの残り時間はサンドバックに近い状況でしたからね。何も出来ずにただただ時間をすごして、結果「引き分け」だったのですよ。
・えぇ、皆さんもご存知の通りでしょうね。生でゴール裏で観てても分かるレベルでしたからね。端山からのバックパスに森が反応、端山に対応していた中島が森に足を出してしまいPK。横浜FCは線審に詰め寄ってましたが、線審の方がむしろ見えないでしょうね。リプレイでも確認しましたが、PKではなくて外でしたね。更に山口監督は足も当たってないと言ってましたが、森が倒れたシーンではまぐもそう思いました。両足の爪先が地面にあるというのは不自然ですからね。足に当たってくれという走り方ですから。ただ、リプレイで見ると当たってる様にも見える。ともかく、森はしてやったり! 渾身のPKゲットです。カバーが居たので中島選手は当たる当たらない以前に足を出した時点でアウトでしたね。更に倒れた後で足を引っ込めるという動作は印象も悪く見えます。正直、勝手なイメージですが、あの黄金時代の磐田勢のPKって何か恐いんですけど。高原がゴールに突き刺して2-3とヴェルディが逆転勝利です。
横浜FC 2-3 東京ヴェルディ
得点者:武岡、ジャンボ / 井林 章、小池純輝、高原直泰
MOM:DF森 勇介(3度目/通算7度目)
MOM:MF小池純輝(3度目/通算7度目)
MOM:DF井林 章(初選出)
MVP:MF飯尾一慶(5度目/通算34度目)
MVP:FW高原直泰(4度目)
MVP:MF内田智也(ドリブル突破には手を焼いた)
MVP:FW大久保哲哉(やっぱり存在感は凄い)
・いつものヴェルディなら2-2のまま終わった事でしょうね。最後の最後でまだ森がオーバーラップしてあの位置までえぐれるんですよ。そのスタミナが無かったからね。小池だって、あの時間帯でCFの様な動き出来たんですからね。小池がドリブル突破でGKの目の前まで行ったんですから。まぁ、あれで試合を決めてくれると一番助かった訳だが。小池もカットインシュートを魅せたりと、縦を突破してみせたりと、後半終盤にあれをやられると辛いという仕事が出来てますね。
・さ、2連勝で波に乗りたいところでガンバ大阪ですよ。神戸にも勝った事で多少の油断があるといいですね。前半から体力を温存したいですが、そうもいかない相手です。ガンバ大阪は百戦錬磨の選手が何人もいますからね。リスクかけないで攻めることが余裕のチーム。逆に一緒になって後半勝負されても厄介です。ただ、ここでガンバ大阪相手に互角の勝負を展開して勝利した暁には、止まらない連勝街道に乗れる程の効果が期待出来そうですね。
-三ツ沢球技場での試合記録-
1993年J1後1節 vs 横浜マリノス 0-3 ディアス2とか
1994年J1前14節 vs 横浜マリノス 2-0 カズ2ゴール
1994年J1後10節 vs 横浜フリューゲルス 3-2 ベンチーニョとか
1995年J1前2節 vs 横浜マリノス 2-6 あらら、ボロ負け
1995年J1後14節 vs 横浜マリノス 4-1 カズ2ゴール
1996年J1前13節 vs 横浜フリューゲルス 3-4 ジーニョ、エバイール、サンパイオ
1997年ナビスコ杯 vs 横浜マリノス 2-1 永井秀樹2
1998年J1前6節 vs 横浜フリューゲルス 3-0 風の子エウレル
-横浜国際総合競技場完成-
2000年J1後10節 vs 横浜Fマリノス 2-3 ヴェルディの中澤2ゴール
2001年ナビスコ杯 vs 横浜FC 1-1 若き飯尾がゴール
2004年ナビスコ杯 vs 横浜Fマリノス 2-1 アツ、エムボマ
2006年J2第48節 vs 横浜FC 2-1 マルクスだって覚えてる?
2009年J2第30節 vs 横浜FC 1-3 大黒のゴール
2009年J2第40節 vs 横浜FC 0-2 第3クールという妙なリーグ
2010年J2第25節 vs 横浜FC 2-3 高木家長男次男ゴール
2011年J2第15節 vs 横浜FC 1-2 高地にやられた試合
2012年J2第4節 vs 横浜FC 0-0 散々攻めての0-0
・えぇ、今回も口々に聞こえてきた「鬼門三ツ沢」での勝利。久々に勝ったという印象があったものですから、どれぐらい勝ってないのか調べてみました。えぇ、まぐのとこぐらいですよ。こんな古い記録を今更大事にしてるのなんて。前にも言いましたが、すっかりデータベースサイトになってる「まぐまぐまぐろん」をどうぞよろしく。はい、このフレーズ今季2度目。ところがですよ、マルクスなんてすっかり忘れてましたよ。ナビスコ以来かと思っちゃいました。17試合やって勝利は7試合、それも川崎時代なんでね。ここ最近は2試合しか勝ってなかった訳だ。それも7年前だもん、忘れてるよねー。
-横浜FCメンバー- 寺田紳一 大久保哲哉 武岡優斗 内田智也 中里崇宏 松下裕樹 中島崇典 森下 俊 裵 乗振 野上結貴 S潤之介 SUB:柴崎、渡辺、佐藤、野崎、ナ、黒津、カズ -東京ヴェルディのメンバー- 高原直泰 常盤 聡 飯尾一慶 西 紀寛 小池純輝 森 勇介 鈴木 惇 福井諒司 刀根亮輔 金 鐘必 佐藤優也 SUB:菜入、吉野、関、安田、端山、安在、翔哉
・横浜FCはジャンボ大久保の頭を伺わせつつ、サイドからきっちりと作っていくサッカー。どこかで手詰まり感が漂ったら、余計なパスを選択せずに大久保へという事でミスが生じにくい。ただ、ここのところ好調な横浜FCは大久保頼みではなく、サイドできちんと作れる様になったせいか、あまり大久保へのロングボールを多発してこなかった。ヴェルディにとっては、これが多少救われたところもあったかもしれない。正直、全部ロングボールされてる方がかなりきつかったと思う。
・攻める時ものらりくらり。ヴェルディは前節以降、手詰まり感があった場合は無理なパスは狙わずにバックパスしてやり直すぐらいの余裕で攻める様になった。これにより、守から攻への転換は大急ぎしなくてすむわけだ。左で飯尾、中央の西から森へ。森が2人を相手に大きく蹴りだして直線勝負。この相手の抜き方も独特ですね、初速で抜く為にあえて大きく蹴りだしたんですね。ここから中を良く見てセンタリング。ファーサイドでヘッドもGKのセーブで得点ならず・・・・って、ヘッドしたの石神っ!! よく、ここまで上がってきましたね。
・横浜FCは上背がある選手が多いのでマンマークよりゾーンの方がいいみたいですね。背が高いとスピードはイマイチなので、マンマークだと振りほどかれてしまうからだそうで。それなら、コンスタントに高い選手を配置して、高さでクリアするという手法。理屈はわかるんですが、CKのキッカーは鈴木なのです。高い選手と高い選手の間に落とす技術はピカイチですよ。それもその精度を少しでも高めようと飯尾とかがショートコーナーを匂わせるために近づくんです。こうなると、誰かが飯尾に行かないといけないので選手間の感覚もちょっとだけ開くんですね。まさにそこにファーサイドからするするとニアへ入り込んだ井林が相手の目の前へ体を入れてヘディングで先制。J初ゴールおめでとー。何気にこのすぐ後にもファーサイドでフリーでヘッドしてました。2ゴールもあったかもねー。3度目は松下がマンマークしてました。
・先制したヴェルディはますます時間をかけます。のらりくらりと相手のプレスをいなしてバックパス。シビれを切らして取りに行こうとプレスを強めると、あっさりと逆サイドまで通して森が勝負するという嫌な展開。横浜FCは結局、GK佐藤のスローインを途中で奪ってシュートぐらいしか決定機を作れませんでした。うーん、それにしても「のらりくらり」戦術以降は佐藤の精度の高いフィードが影を潜めてますね。常盤へライナーで蹴ったのぐらいかな。
・ところがですよ、横浜FCは後半頭から勝負に来たんですね。ヴェルディはのらりくらりと対応するかと思いきや、追加点欲しさに攻めたんですよ。横浜FCはスピードが違いましたね。中央で西が常盤へスルーパス。これを奪われたところから一気に逆襲。西がスルーパスをした際に森も側を走った為に、ヴェルディの右サイド側がスカスカ。そのまま、内田がPA内までドリブルで持っていくぐらいのどフリーに。ここは井林が止めるも、こぼれを寺田がシュート。GK佐藤のこぼれを武岡がプッシュして同点。逆転もヴェルディの攻撃の終わりをカウンター。端山が対応に行くものの、サイドのオーバーラップを気にした途端に最終ラインの裏へロングパス。ジャンボ大久保がダイビングボレーで2-1と逆転。攻める!と決めたら、ハッキリと攻め切らないとこうなるという見本ですね。
・ただ、ヴェルディにとっては前半ののらりくらりが効いているのか、逆転されてもスタミナは落ちていません。対して、横浜FCは2-1と逆転する時間が早過ぎたせいもあるし、この逆転劇にスタミナをある程度消費してしまったのか、途端に足が止まり始めます。そこには「3-1にしよう」ってのと、「少し落ち着こう」という両方の気持ちが見え隠れしましたね。バイタルを使える攻めが増えてきます。まずは高原のカットインシュート。これは惜しくも外へ。高原、飯尾がバイタルでボールを回して右の森へ。ここで飯尾が左サイドを観たけど、誰も居ないから切り替えして右へ出してるんですね。森が中を良く見てセンタリング。ファーサイドで直前までマークの後ろに居た小池が突然走り出してヘディングゴール。あのタイミングだからこその見事なヘディングゴールで同点。左サイドを観たけど、誰も居なかったってのは小池がすでに中に居たからなんですねー。
・あぁ、サッカーをしてるって感じがしますねー。2-2と同点に追いついてからは横浜FCは一気にメンバーを3人変えます。先程は2-1からどうしたらいいのか迷いが生じていたので、分かりやすい監督からのメッセージですね。逆にヴェルディは前半でののらりくらりが効いてるのか90分最後まで走れてますよ。最後まで走れるってだけで、ここまでしっかりとサッカーになるものなのか。よーやっと、この土俵に立てましたね。「どっちが勝つか分からない展開」ってやつですよ。今まではこの残り時間はサンドバックに近い状況でしたからね。何も出来ずにただただ時間をすごして、結果「引き分け」だったのですよ。
・えぇ、皆さんもご存知の通りでしょうね。生でゴール裏で観てても分かるレベルでしたからね。端山からのバックパスに森が反応、端山に対応していた中島が森に足を出してしまいPK。横浜FCは線審に詰め寄ってましたが、線審の方がむしろ見えないでしょうね。リプレイでも確認しましたが、PKではなくて外でしたね。更に山口監督は足も当たってないと言ってましたが、森が倒れたシーンではまぐもそう思いました。両足の爪先が地面にあるというのは不自然ですからね。足に当たってくれという走り方ですから。ただ、リプレイで見ると当たってる様にも見える。ともかく、森はしてやったり! 渾身のPKゲットです。カバーが居たので中島選手は当たる当たらない以前に足を出した時点でアウトでしたね。更に倒れた後で足を引っ込めるという動作は印象も悪く見えます。正直、勝手なイメージですが、あの黄金時代の磐田勢のPKって何か恐いんですけど。高原がゴールに突き刺して2-3とヴェルディが逆転勝利です。
横浜FC 2-3 東京ヴェルディ
得点者:武岡、ジャンボ / 井林 章、小池純輝、高原直泰
MOM:DF森 勇介(3度目/通算7度目)
MOM:MF小池純輝(3度目/通算7度目)
MOM:DF井林 章(初選出)
MVP:MF飯尾一慶(5度目/通算34度目)
MVP:FW高原直泰(4度目)
MVP:MF内田智也(ドリブル突破には手を焼いた)
MVP:FW大久保哲哉(やっぱり存在感は凄い)
・いつものヴェルディなら2-2のまま終わった事でしょうね。最後の最後でまだ森がオーバーラップしてあの位置までえぐれるんですよ。そのスタミナが無かったからね。小池だって、あの時間帯でCFの様な動き出来たんですからね。小池がドリブル突破でGKの目の前まで行ったんですから。まぁ、あれで試合を決めてくれると一番助かった訳だが。小池もカットインシュートを魅せたりと、縦を突破してみせたりと、後半終盤にあれをやられると辛いという仕事が出来てますね。
・さ、2連勝で波に乗りたいところでガンバ大阪ですよ。神戸にも勝った事で多少の油断があるといいですね。前半から体力を温存したいですが、そうもいかない相手です。ガンバ大阪は百戦錬磨の選手が何人もいますからね。リスクかけないで攻めることが余裕のチーム。逆に一緒になって後半勝負されても厄介です。ただ、ここでガンバ大阪相手に互角の勝負を展開して勝利した暁には、止まらない連勝街道に乗れる程の効果が期待出来そうですね。