・はい、今回は千葉行きを断念。午前中に仕事じゃないけど、仕事があったものですから千葉はダメでした。はやく次の京都戦が待ち遠しいです。なんだかんだで今日はサッカー三昧。J2の前後にEUROを挟みますが、局面での激しさは凄いですね。ただ、これをJで真似したら全部イエローになっちゃうけどさ。
-ジェフ千葉のメンバー- 町田也真人 エウトン (山本真希) 船山貴之 井出遥也 (吉田眞紀人) アランダ 長澤和輝 阿部翔平 近藤直也 李 周泳 比嘉祐介 (大久保裕樹) 佐藤優也 SUB:藤嶋栄介、若狭大志、北爪健吾、オナイウ阿道 -東京ヴェルディのメンバー- 平本一樹 高木大輔 (ドグラス) 杉本竜士 澤井直人 (高木善朗) 中後雅喜 井上潮音 安在和樹 井林 章 ウェズレイ 田村直也 (高木純平) 鈴木椋大SUB:太田岳志、林 昇吾、楠美圭史、船山祐二
MOM:解説 都並敏史(南米やって欧州やってJ2やって)
・はい、試合の前に解説者が都並さんでした。それにしてもお忙しい方ですね。南米選手権、EURO、そしてJ2ですよ。全部で顔出してるのって都並さんぐらいかな 。ただ、ヴェルディの時が一番イキイキしてる感じはしますけどね。そういや、今回は南米の方は一切見てなかったりしてます。
・前半は千葉ペースではあったものの、シュートはいずれも外からのミドルが中心。千葉はサイドへ繋いでシンプルにクロスを上げてくるケースが多い。監督の関塚も手を交差させる仕草が多く、クロスの際にダイアゴナルでニアを突く選手がいないと嘆いておりました。逆にヴェルディの方も一樹の左足ミドルシュートぐらい。DFに当たったシュートなので入るかと思ったが、GK佐藤のセービングにあい得点ならず。相変わらず、ポジションが前なので誰かロングループとか狙ってくれないかなー。
・千葉は前線の町田が元気いっぱいですね。売り出し中の若手FWで結果も出してる様ですね。都並さんも誉めてましたが、ゲームコントロールが出来るんですね。みんなクロスだ、サイドだって時に溜める事が出来るんですね。一回攻撃を遅らせるんですが、J2のトレンドとは真逆ですね。サイドに早く、縦に早くが今年のキーワードでしたが、攻撃の手数を増やしてでもPA中の人数に厚みを持たせる。だからこそ、クロスが弾かれてもセカンドボールを拾いやすいんですね。お陰様でずっと波状攻撃を受ける時間がありましたよ。
・オフサイドに関するジャッジが今回は間違ってましたね。まずは1回目。千葉のロングフィード、エウトンから折り返しをゴールもオフサイド。確かに戻りオフサイドの位置でしたので、そう見えました。しかし、このフィードは一樹が触っちゃったのでオフサイドではなかったですね。危ない危ない。さて、このオフサイドとまったく同じシーンで先制点。次から次へとPA内に入ろうという雪崩の様な飛び出しは圧巻でしたね。ハマればこういう攻撃になると。町田からエウトン、裏を走ったアランダから船山が当てるだけで先制。最後は船山を誰も見てないという展開でしたが、あれだけ走られたら着いていくのは難しいですね。前半から関塚監督がやってた交差する仕草、まさにこれなんでしょーね。
・サイドからのシンプルなクロスに関しては人数をかけられてもウェズレイの空中戦でビクともしなかった。しかし、同じ空中戦でもフリーの時は話が違うんですね。ボレーでクリアしよーとしたところ何故かゴール前に。慌てて井林もヘッドでクリアしたんですが千葉ボールへ。これを繋がれて井出へ。井出が田村と一対一で勝負。縦へ突破しての対角線でシュート。これが決まって2-0・・・むーん、ウェズレイの悪い部分が出ちゃいましたね。そして、2回目のオフサイドジャッジ。左で安在がクロス、中盤でもたついてDFの股下からドウグラスの足がにょきっ。これを一樹が押し込んでゴール・・・もオフサイドなんですが。さっきの安在がクロスした際にスライディングしたDFがいたのでオフサイドではない。まぁ、線審は逆サイド側に居たので、倒れていたGK佐藤のせいで見えてなかったかもしれない。
・さぁ、そして話題のシーン。FKからのボールを井林がファーサイドでヘッドで折り返し。ここに待望のゴールが来ました。中で待ってたドウグラスが高い打点のヘッドで2-1と1点を返す。いやー、嬉しいですね。よーやっと初ゴールですよ。これでケチャップドバドバ状態になりますね。んで、この後はゴン中山ばりにボールを抱えてキックオフの位置にボールを置くという事をやりたかったのですよ。しかし、ここでGK佐藤がボールを抱えて離さない。これって遅延になるんで警告だよ。もう、絶対離さないぞってな感じでした。ウェズレイとドウグラスがボールを奪おうとしてるんですが、正直言うと揉めてるんだから千葉のキャプテンとか来たらどうだい?・・・GK佐藤がこういうプレーしてる時に助けに来た千葉の選手はアランダだけ。他にもDFいっぱいいるじゃん。何で、誰も我関せずなんだろうか。とにかく、こういう前フリがあったんですねー。
・その後、安在のロングシュートがクロスバー。完全に流れはヴェルディになっておりました。そして、ここが問題なのですよ。右サイドからのクロス、ドウグラスが競り合い、一樹とDFが競り合い、このこぼれを澤井がミドルシュートで2-2同点。いよーしっ! これで同点だ、ここから逆転も有り得る試合になるぞー・・・ってところで一樹がGK佐藤を後ろから倒してレッドカード。つまり、さっきのが前フリになってるんですよ。また、ボールを抱えられたらたまらん。だから、先にボールを奪おうと佐藤へ後ろからタックルしたと。そして、レッドカードと。もし、1点目のシーンでボールを抱えてなかったら一樹も行かない訳でね。まぁ、ともかくこのシーンだけを切り取ったら退場でも仕方ない。ただ、佐藤に警告も出なかったのは納得いかないが。これで試合は荒れに荒れた。そして、ヴェルディはこういう頭で考えずに身体が勝手に動く試合に持って行くと途端に強くなったりする。試合はこのまま2-2で試合終了。千葉サポは呆然としちゃってましたね。
ジェフ千葉 2-2 東京ヴェルディ
得点者:船山、井出 / ドウグラス、澤井
MOM:FWドウグラス(2度目)
MOM:MF澤井直人(初選出/通算5度目)
MOM:DF安在和樹(初選出/通算11度目)
MOM:MFアランダ(攻守両面で顔を出す、アシストも)
MOM:FW町田也真人(終盤は消えてたけど、前半は大活躍)
MVP:DF井林 章(3度目/通算19度目)
MVP:MF高木善朗(2度目/通算13度目)
MVP:GK鈴木椋大(2度目)
MVP:MF井出遥也(一対一でタムを抜いてのシュート)
MVP:GK佐藤優也(ヴェルディの人数を減らした)
・多いですね。まずはドウグラス、澤井で同点と。安在は攻撃の起点になってましたね。得点のにおいのしそうなクロスをガンガンあげてました。ロングシュートがクロスバーだったのは惜しい。井林はセットプレイでのアシスト、善朗も交代で入ってから中盤で落ち着いた。GK鈴木は顔面ブロック。アランダは良い選手ですね。一樹の空中戦、ポストワークの相手はCBよりもアランダが相手になると負けが多かった。町田も非常にアイデアのある良い選手です。井出の一対一も凄いけど、タムったら一対一抜かれるのは仕方ないけど、不運な事に失点に繋がるパターン多いのが残念。最後の佐藤は考えてみると、2-2で同点にされた時に遅延はしないよね。千葉だって勝ちたい訳で。なので、一樹には悪いが、あそこでタックルはやっぱ余計だったかな。気になるのは一回目の遅延の際に、一樹と何か話した後にニヤっと不敵な笑みを浮かべた佐藤。まさか、すべては佐藤の掌の上だったのだろうか。