・さぁ、やってまいりましたビッグマッチでございます。アーセナルと言えば、このビッグマッチに弱いというのが最大の弱み。これが原因で優勝戦線から脱落すると言っても過言ではありません。そして、毎回まぐがグチっているのが、そのビッグマッチに限ってケガ人続出してまともな試合が出来ずに負けちゃうケース。しかし、今回は相手のシティもケガ人だらけ。言うなれば、お互いが飛車角抜きで試合う事になりました。ある意味、これで条件はイーブンという事で。
-アーセナルのメンバー- Oジルー Jキャンベル Mエジル ウォルコット (Kギブス) (チェンバレン)(チェンバース) ラムジー フラミニ モンレアル コシェルニー メルテザッカ ベジェリン Pツェフ SUB:オスピナ、ガブリエル、アイオビ、アデレード -マンチェスター・シティのメンバー- アグエロ (Wボニー) Fデルフ Dシルバ ブライネ (スタリン) (Jナバス) フェルナン Yトゥーレ コラロフ オタメン マンガラ Bサニャ JハートSUB:カバジェロ、クリシー、デミチェリス、イヘアナチョ

・いやー、さすがに100億もかけただけあって、少しは活躍しないといけませんからね。序盤はずっとシティペースで続き、このブライネがカットインシュート。ツェフのセーブで難を逃れたものの、スピードがある訳でもなく、テクニックが凄い訳でもなく、この年齢にして「サッカーを知ってる感」を出してきますね。アグエロのフリックからGKと一対一、ツェフの動かない圧力にやられてシュートを外してくれましたよ。あそこはエジルの様に撃つ振りしてのパスが正解だったかな。

・正直、先制点入るまでは不安な立ち上がり。しかし、本来のアーセナルとは違う先制点の取り方しちゃいます。それがエジルのパスからウォルコットがDFをかわして巻いて入るシュート一発。これがまさかのキャノンシュートとなりゴールイン。パスを回して崩すスタイルから、個人技一発でズドン。むしろ、うちがやられる失点パターンの様な感じ。

・また、その後の展開も急に気が大きくなるアーセナル。それがまさかのジルー。いつもならあんなシュート撃てませんよ。エジルからのパスに流れながら入り込んでオタメンディをやり過ごしてのキャノンですよ。ウォルコットもジルーもキャノン性のシュート撃てるんですね。しかも、今回のジルーのはハートの股抜きシュート。これで前半から2-0。ただ、実は前半からお互いが攻めあうオープンな展開だったんです。つまり、全く逆の展開で0-2で負けてる可能性もあった訳で。珍しく決定力が高かったのはアーセナルの方で。

・後半の試合はアーセナルがいつ3点目を取れるのかというぐらいに圧倒。キャンベルが決定機を2度、ジルーが1度、ラムジーが3度、ウォルコットが1度・・・これぐらい決定機あったんですが、前半と違い今度は決定力がいつも通りに。ところが、シティは決定的チャンスそのものが来ないんですが、来ないなら来ないなりにヤヤ・トゥーレが一発。サイドからマイナスパス、これをインサイドキックで合わせただけなのにキャノンシュート・・・ぐぬぬ、ジルーとかウォルコットとかと違い、この人はその場シュートでもキャノンだよ。しかも、生ごみしか飛んでいかない三角コーナーへズドン。ツェフも一歩も動けないっすよ。これで2-1。最後はシティからの猛攻を浴びますけど、ここで同点にされないってのも今年のアーセナルの強さですかね。(ヒヤヒヤしたけど)
・さて、これでライバルを下して単独2位!!・・・2位?・・・あらら、まだレスター落ちてこないじゃないの。バーディ & マフレズのタッグ王座も1年間はさすがに続かないと思うんで、もうしばらくは我慢してあげましょうか。岡崎あたりと仲間割れしてもらって王座陥落、これが一番WWEっぽいんでそういうブックでよろしいでしょうか。さて、次節は12月26日アウェーでセインツとの一戦。それよりも恐いのが12月28日と中1日で当たるボーンマス戦。大物食いまくってる相手ですからね。こっちが非常に恐い。年末もアーセナルは観ますよー。