・こんな疲労困憊な時にノーロンダービーですよ。FAがわざとやってるとしか思えない日程にしておりますな。あのアーセナルの憎き審判マイク・ディーンがスパーズファンとして有名ですが、あくまでもアーセナルが勝てなさすぎての被害妄想かと思われていた。しかし、とうとう化けの皮がはがれたそうで。スパーズが逆転勝利を収めるゴールが決まった瞬間にガッツポーズしたそうですよ。こりゃ、2度とアーセナル戦の笛を吹いてはならんね。そうなると、FAの職員にもスパーズファンがいるな、こりゃ。
-アーセナルのメンバー- Oジルー アレクシス Mエジル Jキャンベル (Kギブス) カソルラ コクラン (フラミニ) モンレアル ガブリエル メルテザッカ ドビュッシー (アルテタ) Pツェフ SUB:オスピナ、ガブリエル、チェンバース、アイオビ
・明らかにアーセナルの運動量が少ない試合になっていますが、それでもアーセナルらしい展開にはなっていた。それをたった一発で切り裂いたスルーパス。これを絶好調になってしまったハリー・ケインがGKツェフと一対一。ぎりぎりの間合いで飛び込まずにじっと我慢のツェフをあざ笑うかの様なシュートですよ。上半身を開き、角度を付けて、ファーサイドに滑り込むコッシーを待つ。これでツェフはファーサイドを捨てて、ニアへ倒れこむ様に仕向けての正面へのシュート。若干のチップキックで浮かせてるので軸足の上を乗っかる様な起動でゴールイン。まるで、ツェフがシュートを避けたかの様に見えるやつです。いやー、懐かしきタケさんシュートだ。
・一人元気いっぱいなのがジョエル・キャンベル。この試合ではサイドからのクロスボールにジルーの側まで走ってこぼれを狙う姿勢は良かった。更に後半開始早々にはカットインシュートでゴールも脅かすシーンも。ラムジーとも違う、チェンバレンとも違う、新たな右MFとして今後も出番が増えそうです。ただ、逆にコンビでの崩しは全く見られなかったのは残念。右SBのドビュッシー。フランス代表のデシャン監督から移籍しろと言われたとか。うーん、全く目立たなかったよ・・・。もともとはあなたはレギュラーで、ベジェリンが控えだったのに。ケガしてる間にすっかり立場は逆転。
・遠目のシュートが多かったですが、枠内へ飛んだシュートはツェフが捌く。後半はスパーズペースで進んでおりましたが、スパーズはどういう訳か弱みを見せてくれます。それがセットプレイ。立て続けにセットプレイで3度も決定機をくれました・・・まぁ、ゴールは出来なかったんですけど。それが全てジルーのヘッド。1つはクロスバー、2つはぎりぎりで枠の外、3つはGKロリスのセーブ・・・うーん、いつもの半べそジルーが復活しちゃいましたよ。
・このまま、0-1で負けてしまうのが今までのアーセナル。月間最優秀監督にベンゲルさんが選ばれておる采配はズバリ決まるのですよ。連続アシスト記録継続中のエジルのクロス、ファーサイドへ走ったのはギブス。これをダイレクトでボレーもGK正面。ただ、威力が違ったのか正面のシュートは後ろへそらしてしまいゴールイン。こちらも左サイドバック争いでモンレアルに負けているギブス。ここ最近は左MFでの出番が多くなっております。あまり良い印象の無かった左MFですが、とうとう結果が出ましたね。アレクシス・サンチェスを堂々と休ませる展開もありそうですね。
・という訳で1-1の引き分けでした。ここで国際Aマッチ週間になります。そこで11月21日まで試合がありません。・・・・よし、これでケガ人が帰ってこれるはず。一番最初にケガをしたラムジーあたりはどうでしょうか。なにせ、また次はディナモ・ザグレブ戦も待ってる訳ですから。