・いやー、代表がひどい事になってますね。ハリルホジッチ監督を今一度見直してみたいと思い、実はまぐが毎大会作っているワールドカップハイライトを見直してみました。アルジェリアのみです。これを日本代表がやるってのはかなり難しいと思いますが、監督として雇った以上は仕方ないのでやってみてくださいな。うん、何かヤスに通じる部分があるので、ヴェルディとしては2度とやりたくない。
-日本代表のメンバー「北朝鮮戦」- 川又堅碁 宇佐美貴史 (興梠慎三) 永井謙佑 (柴崎 岳) (浅野拓磨) 武藤雄樹 山口 蛍 谷口彰悟 藤春廣輝 槙野智章 森重真人 遠藤 航 西川周作 -日本代表のメンバー 「韓国戦」- 興梠慎三 倉田 秋 (川又堅碁) 永井謙佑(宇佐美貴史) (浅野拓磨) 山口 蛍 藤田直之 柴崎 岳 太田宏介 槙野智章 森重真人 遠藤 航 西川周作
・アルジェリアの時もこの2パターンを採用しているので、4-3-0-3か4-2-3-1が大好きな様です。戦術は主に「ロングカウンター」。世界的にも主流になりつつある「高速カウンター」にも似た部分があるので、流行り者好きなまぐにとっても嫌いではない。ただ、結果どころか内容も出ない事が多いので、「ユベントスシステム」や「ゲーゲンプレッシング」、「高速カウンター」だのをやって決定機ゼロの惨敗を観させられるのは勘弁してほしい。あぁ、胸が痛い。
・ハリルホジッチが良く口にする「フィジカル」という言葉。あ、何か違う言葉だそうですが意味はそんな感じ。ハリルホジッチ監督は「縦へ早く」というサッカーをモットーとしているので、たとえば五分五分の体勢で前線が走るとしよう。そこに通るか通らないか分からない縦パスを放る。あまり、日本ではそういうボールより確実性を求める事が多いので、そういう時は横パスで時間を消費しつつ穴を探すというのが日本全体のサッカー感だ。しかし、ここで縦パスを放らないといけない。前線も勝てるかどうか分からないけど行かないといけない。たとえ、イーブンに見えてもそこには日本人の「フィジカル」が邪魔をして五分以下、いや3割以下にまで減らす事になる。そうなると、当然攻撃時間が減る、つまり相手の時間が増える、結果サンドバック・・・87分間パワープレイの餌食になって負けると。主導権を握らないサッカーって久しく観てないのでイライラしちゃいますね。
・更に守備はリトリートが中心です。相手の守備を減らさないといけないので、相手にはめいっぱい攻撃に来てもらわないと。なので、北朝鮮戦の様に相手がイケイケになってくれた方がいいのです。後はカウンター発動すればいいのです。実際、発動して惜しいシュートは連発していました。結果こそ出なかったけれども、カウンターは功を奏していました。外しちゃうのは御愛嬌。ただ、若干シュートの狙いはまだまだハリルホジッチらしいゴールではないですね。実際、狙い通りなのが武藤のゴールでしょうか。サイドを広く使ってアーリークロスからゴールってのが特徴の様です。あのゴールだけは狙い通りじゃないでしょうか。アルジェリア VS ドイツでゴールを脅かしてます。なので、逆サイドの選手がダイアゴナルに走って飛び込むというシュートシーンを作りまくればいいのです・・・うーん、すでに右か左か岡崎のスタメンは確定した様な気がする。
・うーん、本田・香川は使うとして、空いてるポジションは前線だけですね。CFには裏へ抜け出すスピードと、イーブンボールにも対処出来るフィジカル、受け手にもなれるクサビのプレー、サイドを含めてワイドに開ける献身性・・・うーん、前田遼一かな。これじゃ、いつもの代表じゃん。いやいや、これはいかんいかん。真ん中は川又がいいかなと思ったけど、平本より空中戦勝て無さそうな気配があるのでどうなんかな。J1詳しくないんだけど、川又って落下地点の予測出来てる? 外野フライ取れる? 何か全然違う場所で天を仰いでるんだけど。これなら豊田の方が空中戦強そうな感じするんだが。
・右サイドの遠藤が高評価ですけど、何でかスタメンを張る画が浮かばない。CBも何だかんだで槙野、森重では厳しい感じがする。ハリルホジッチのアルジェリア時代だと相手からはめちゃくちゃ攻め込まれるので、それに耐えうる守備力が必要なんだよね。前線から走り回ってプレスするとかはいらないみたいなので、若干そこらへんはアギーレ感が残っちゃってるのかも。前からプレスはしないみたいよ。攻められてナンボ。うん、片割れは吉田になりそう。真ん中はどっしり感が必要なので、重量系CBに日の目が当たりそう。って、そんなのいるんかな。中澤? トゥーリオ?・・・何年前の代表だよ。
・逆に低評価なんですが、高速カウンターなら永井謙佑はまさに自分の時代が来たってところですよ。それなのに何か空回ってましたが、自分のプレースタイルがまさに代表で活きるはずですよ。ゴールを獲りたい意欲が上回ってましたが、実際はあなたにゴールは求めてません。PA内に入り込んで縦を突破、マイナスパスかグラウンダー折り返しを誰かが押し込めば充分な仕事ですよ。GKと一対一は決められませんから、100%ゴールを決められるシーンを演出すればいいのです。PA内ならPKだって狙えるんですし。まぁ、絶対蹴らせて貰えないでしょうけど、強引な縦への突破を観たいもんですね。縦への強引な突破、強烈なシュートのインパクト、そしてスピード・・・何だか武藤の控え感満載ですが気にしない様に。
・さすがに最終節の中国戦では少しぐらいやりたいサッカーのカタチが見えてくると思うんですけどね。さっき、香川と本田は確定みたいな事を言いましたが、若干このサッカーだと香川・本田いらないっすね。実際、ボランチに3枚置きたいし。トップ下とかいらないかもね。ただ、そうはいってもアジア予選とかはガチンコでぶつかる事は無いと思うので、攻撃的に主導権を握るサッカーになるんでしょうけど。