・試合前から北九州の方にケチがついているそうですね。方言だか何だか知りませんが、応援にふさわしくないとして揉めているそうですね。自分のチームの選手が奮い立つ様なものがいいですよね。固執したいなら冒頭に「ゴールを」って入れるだけでイメージ変わるのにね。
-ギラヴァンツ北九州のメンバー- 小松 塁 原 一樹 (大島秀夫) 井上翔太 小手川宏基 (渡 大生) 加藤弘堅 風間宏希 川島大地 前田和哉 西嶋弘之 星原健太 (宮本 亨) 阿部伸行SUB:鈴木彩貴、多田高行、八角剛史、大塚翔平 -東京ヴェルディのメンバー- 高木大輔 杉本竜士 (ピニェイロ) (永井秀樹) 澤井直人 南 秀仁 中後雅喜 三竿健斗 安在和樹 井林 章 ウェズレイ 田村直也 (高木善朗) 佐藤優也SUB:柴崎貴広、安西幸輝、安田晃大、菅嶋弘希
・いやー、ヴェルディキラーの原 一樹がいますね。更にあの190cmの小松。こりゃ、空中戦大変だわ。そこでケガ明けの田村直也とウェズレイを出場。まぁ、交代しちゃうところ見ると、強行出場だったのかな。右サイドバックなので安西でもいいところだしね。CB福井は出場停止。更にケガで欠場リストに一樹も入ってましたね。やはり、夏場はケガ人多くなるね。
・先制点が大事・・・なんだけど、まさか5分で入るとはね。ウェズレイのクリアボールを拾ってトラップしたかったんだろうね。視野にちっこい選手がちらっと見えちゃったかな。これを前田がトラップミス。ここを杉本が拾ってドリブル突破。しかも、早い段階で縦パス。ここに大輔がトラップ&シュート。いやー、良い脱力だったね。対角線にちょんちょんですよ。これでいいんですって。まさにタケさんシュート。ほんとにお見事でした。さぁ、弟が先に決めちゃいましたよ。兄も決めて兄弟ゴールなんて期待しちゃいますね。
・前半は北九州にも2度チャンス。ヴェルディキラーの原 一樹がウェズレイの転倒中に奪い取り、そのままDF田村越しに巻いて入るシュートを狙うも外へ。そうそうスーパーゴール決められてたまるかいっ! ほかには小松も縦パスに反応してシュートまで。今回は190cmの小松の対応はほとんどウェズレイでしたね。かなりの数勝ってましたよ。相手に競り勝った回数も2ケタ越えてますからね。ただ、小松か原かは区別しなかったんですが、とにかく守備の第一手で大車輪の活躍でした。あれだけセットプレイ取られてたのに、大体はウェズレイの頭だったし。それになにより警告無しってのが満足ですね。
・誰よりもGKと一対一が得意な南。本人も絶対決まったっていう感覚あったんでしょうね。シュート後のがっかり具合が半端ない。南がキープし、相手が取りに来たところを股抜き。更に大輔が相手CBを引き付ける裏への走り、きっちりとCBは引っかかってど真ん中ガラ空き。そこにボールを運んでの左足シュート。これは枠の外へ。いやー、決まったと思ったんだけどねー。ただ、前半は西島のセットプレイもあったりと何だかんだで互角の戦い。あれは田村の足が効いてたね。
-東京ヴェルディのメンバー- 高木大輔 高木善朗 杉本竜士 安在和樹 中後雅喜 南 秀仁 澤井直人 井林 章 三竿健斗 ウェズレイ 佐藤優也
・なんじゃい、こりゃ。後半開始からの北九州の猛攻。更に田村の負傷離脱。これで3バックへと変更。最近、何かとテストしている3-4-0-3のカタチ。まぁ、これできっちりとカウンターを取れた事は無いんですが、守る時には5バック気味になれるので守れるっていうのが大きい。ただ、解説の米山隆一さん(93年までヴェルディ、冨樫さんの先輩)はたまに3バックと4バック、2トップと1トップを混同してる選手がいるので機能してないですよとコメント。この時間帯は本気でヤバかったり。
・ただ、その後は相手の流れを断ち切りヴェルディペースに。右で澤井が勝負。縦を突破してマイナスパス、杉本がダイレクトでシュートを狙う。ゴール左上へ飛んだシュートもGKのスーパーセーブで得点ならず。そして、最大の魅せ場をやらかしてしまいます。杉本の縦パス、ピニェイロがダイレクトでパス。ここに善朗ですよ。ヴェルディ以降はオランダ・ユトレヒトに2年間、清水に1年間・・・満足に試合には出てませんよ。2ケタも出てないんですから。その大チャンスでまさかのトラップミス。ボール流れてっちゃったよ。弟がトラップ&シュートで冷静に流し込んだシーンとまったく同じだったのにね。まぁ、こういうシュートは試合勘でしょうね。もう一度、原石を磨く所からやり直しましょ。
・うん、決まるかどうか祈ってしまいましたよ。ピニェイロのシュート。ロングボールを競り合いながら走る。ここでピニェイロが奪い取って巻いて入るシュート。これがぎりぎりで枠の外へ。うんうん、難しいシュートだけどね。難しいんだけど、これもさっきの大輔と同じで脱力なんすよ。ピニェイロぐらいの選手なら、きっと脱力して蹴ってもスピード出るから。ブラジル人ってみんなそうだから。善朗と同様にピニェイロも原石だから、しっかりと磨いてあげましょ。ま、そんな磨いてる間に北九州が息を吹き返し、ロスタイムには佐藤の思い切りの良い飛び出しでシュートまで打たれてたり。下手すると、入れられたかもしれんよ・・・先制点を取ったら取ったで、追加点も欲しいっすね。
ギラヴァンツ北九州 0-1 東京ヴェルディ
得点者:高木大輔
MOM:FW高木大輔(3度目/通算4度目)
MOM:DFウェズレイ(2度目)
MOM:GK佐藤優也(8度目/通算23度目)
MVP:DF井林 章(5度目/通算14度目)
MVP:FW杉本竜士(7度目)
MVP:FWピニェイロ(7度目)
MVP:FW原 一樹(ロングスローなどチャンスは原から)
・大宮の12戦負け無しを潰したヴェルディ、更に13試合勝ち無しのチームに勝ちを献上しちゃうヴェルディ、3点差を逆転勝ちしちゃうヴェルディ・・・今年のヴェルディは天邪鬼ですからね。みんなの期待を大きく裏切るのが好きなんですね。なので、今回の北九州戦。試合後に500発の花火を打ち上げるそうなんですよ。つまりね、この時点でヴェルディの勝利は見えていたと。北九州のみなさんの期待を大きく裏切るのがヴェルディなんです。こういう試合こそ勝っちゃうんですよ。逆に1万人味スタにお客さん入ると負けるんですけどね。
・まぁ、結果的に勝った原因は「先制点」でしたね。お互いの決定力不足の試合だったので、決定機が全部入ってでも2-3ぐらいでヴェルディの勝ちだったかな。0-1よりはそっちの方がいいかもしれんけど。北九州は細かい所でミスが出てましたね。あれだけセットプレイ取ったのに、キッカーのボールの質はイマイチだったし。まぁ、わざとハイボールなのかもしれないが、それにしては他にあるでしょと。北九州もなまじっか高さあるもんで、それに頼り過ぎてる感もありましたね。引き出しは多いに越した事は無いですね。ヴェルディにも言える事だけどね。