・いやー、スパーズのホームでまさか圧勝劇を繰り広げる事になるとは思わなかった。そうですか、今のアーセナルは誰にも止められないんですね。これはマジでチェルシー戦に引き続き、またしても5-0ですね。そうです、そうです。前半で3-0なんだもの。これはマジで5-0ですわ・・・おや・・・おや・・・おや・・・守れーっ!!! ちなみに試合は3-2でした。
-トッテナムのメンバー- ソンフンミン ヴェルナ マジソン クルゼフジョンソン) ベンタン ホイビュア (Pサール)(Iビスマ) デイビス ファンデ Cロメロ ペドロポロ(ロチェルソ) (マジソン) ビカリオ監督:アンジ・ポステコグルSUB:オースティン、ドラグシン、エメルソン、ジル -アーセナルのメンバー- ハバーツ トロサール D・ライス ウーデゴー サ カマルティネリ) (キヴィオル) トーマス 冨安健洋 ガブリエル W・サリバ Bホワイト ラ ヤ監督:ミケル・アルテタSUB:ラムズデール、ジンチェンコ、ジョルジーニョ、ビエイラ、ジェズス、エンケティア
・今シーズンのアーセナルは総得点が85得点。その内、22得点がセットプレーという驚異的な数字だ。CKの16得点に至ってはプレミア最多タイの記録らしい。この試合でも2得点はCKから。ゾーンで守るスパーズの一人一人の間に全力で入り込んで飛ぶ。更にボールはハイボールにしてあるので、ゾーンで守る際には落ちてくるボールなのでピンポイントで隙間に落ちやすい。ただ、これだとGKが直接キャッチしやすいボールでもある。そこにベン・ホワイトがGKの飛び出したいコースを邪魔になる様に配置してある。たった1回のシーンでこれだけの作戦がある。他の試合ではミスマッチが起きている場所があると、CKは全部そこに落とすなんて事もしていた。これらを指示しているのが最近流行りの「セットプレイコーチ」という役職だ。それが上のニコラス・ジョバーさん。アルテタと同じ時期に「シティ」でコーチをしていた方だ。そのジョバーさんの活躍がここにきて開花した。この試合ではCKでゴールが決まるとアルテタ監督よりも前へ飛び出してガッツポーズ。それだけ気合が入っている証拠だ。という訳でこの試合のMVPはジョバーさんでした。
・ちなみにセットプレイでの失点も減っているという事も彼の仕事らしいです。今シーズンはわずかに6失点しかしてないそうです。いやー、セットプレイという強みがあると「危険なボールを入れてみる」っていうボールもCKにすらしたくない要素が出てくるので、大きくクリアしたいという発想になる。故に適当なキックとなり、セカンドボールがとりやすく、アーセナルの波状攻撃に繋がる。すべてがうまく作用している。これが現在のアーセナルの強さの秘訣ですかな。さ、残りは3試合。アウェーのユナイテッド戦だけが気がかりではあるけれど、今の強さなら圧勝劇も夢じゃない。3戦全勝でシティの結果待ちと行こうじゃないか。ちなみにシティもまだスパーズ戦が残っている。