・今のアーセナルは途中から出てくる選手の活躍もめざましい。そこでアルテタ監督は「サブ」「リザーブ」だのという「控え選手」という意味の言葉を用いないらしい。後半から出てくる選手は「インパクト」を与える選手だからという意味で「インパクター」というそうだ。うん、今日からまぐも「インパクター」という表現を使おうと思う。次の試合で忘れてそうだけども。
-アーセナルのメンバー- ジェズス (サ カ) マルティネリ Gジャカ ウデゴー トロサル (ビエイラ)(スミス・ロウ) トーマス (ジョルジ) ジンチェン ガブリエル ホルディン ホワイト(ティアニー) ラムズデール監督:ミケル・アルテタIMPACTOR:ターナー、キヴィオル、ウォルターズ、ネルソン -リーズユナイテッドのメンバー- サマビル シニステラ (Gルター) (ロドリゴ) ハリソン アーロン (バンフォド) ロ カ (マッケニー) フィルポ ストライク R・コッホ クリステン エーリング (Rクーパー) I・メリエ監督:ハビ・グラシアSUB:ロブレス、ギャビ、グレイ、グリーンウッド
・おかえりなさいジェズス。ジェズスはケガもあったのですが、それでもゴール数はあまり伸びていない。ケガ前も何試合連続でノーゴールが続いている。ただ、ここまでアーセナルを熱心に観戦していた人は分かっております。「ゴール取る以外の仕事が完璧すぎる」んです。なので、今回はPK奪取もしていたので、本人がPKキッカーとなって先制点・・・実はPK確率が50%だそうですけども。このシーンでも正面に蹴って危なかったり。正面蹴るならもうちょっと高くないと残り足に当たりやすいのよね。んで、ジェズスは後半にもトロサールからの折り返しをダイレクトで流し込んでゴールイン。うん、これはシーズン終わったら結果的に「二桁得点」までは行きそうな気がしてます。ゴール数はあんま気にしてない。
・前半にGKが飛び出してクリア。この飛び出し自体は非常に素晴らしかったです。このまま、パスを通しっちゃったら、それはそれでGKと一対一をジェズスが決めちゃうやつでした。なので、スーパーセーブだと思います。ただ、このクリアがタッチライン外じゃなくて中に返しちゃった。そこにいたのがマルティネリ。ロングシュートで無人のゴールへ。このシュートはCBのエーリングは間に合ってクリア。かなり悔しがってたね。スーパーシュートだったんで。それでも、この試合は後半に左サイドからのシュート性のグラウンダークロスをホワイトが押し込んでアシストを記録。うーん、冨安が居ない間にホワイトがゴールまで決める様になってきてる。
・ゴールとかになった訳では無いんだけど、試合中に起こったエピソード。やっぱ、アツい漢だねジンチェンコは。試合中にガブリエルからのパスを貰ったジンチェンコ。このパスが遅かったんだね。なので、次の選択肢を狭めるパスになってしまい、結局戻すしか無かった。ここでジンチェンコはガブちゃんに何度か怒ってるんですよ。手を引くジェスチャーで「ビシっと寄越せ」とでも言ってるのか、もしくは「もっと前へパスを出せ」なのか。止まって受けるのではなく走って受けるなのか。ともかく、次のシーンでガブちゃんはジンチェンコに強パスを出してました。こうやって試合中に昇華していくという素晴らしいシーンでした。ガブちゃんはまだまだ成長できそうだ。
・何気ないシーンの中に名場面。それがウーデゴールからのロブにジャカのヘッドで4点目。このゴールも素晴らしい阿吽の呼吸なんですが、それよりも素晴らしかったのが「ベン・メイブリー」さんの解説。「失点を侮辱の様に感じて、すぐに点を取りに行く姿勢をみせました。」そう、まさにこれが今期のアーセナルの強さ。追加点を取れるのが今のアーセナル。攻めに攻めまくって点が入らずに、終了間際にCK一本で同点・・・こんなシーズンを毎年の様に観てきたのですよ。そして、それを分かっているジャカが決める事にも意義がある。サポからも嫌われ、キャプテンも剥奪され、移籍間近の男だったのですよ。どんな選手の獲得よりもジャカの残留こそが宝物だった。そう言わせる活躍を残り試合も魅せてくれるでしょう。そういや、退場してないっ!!
・という訳で完勝でした。そして、次節はあのリバプール戦です。しかも、リバポはユナイテッドに7-0。ボーンマスに敗れるという波乱を経てからのCLレアル・マドリードに敗退。今週はシティに1-4の負け。リカバリする時間も与えずに平日で監督交代のチェルシー戦。んで、アーセナルなんです。疲労困憊のリバポ相手に勝つなら今だ。うちは一切の手抜き無し、1週間みっちりと練習しての真っ向勝負で勝たせてもらおう。アウェーのリバポに勝ちたい。