・もはや、この試合はオーバメヤンのリハビリの為に充てられた試合でした。90分間、オーバメヤンの身体が重い中、いつもの彼じゃない事は分かっていても応援せずにはいられない。裏への飛び出し、サイドへの開き、一瞬のスピード、そのどれもがいつもの彼じゃない。解説者も「今も裏へ飛び出しませんでしたね~」とか言ってましたし。それでも、この試合はチーム全員でオーバメヤンに点を取らせる。そんな気持ちを感じました。
-アーセナルのメンバー- オーバメヤン (ペ ペ) マルティネリ ウーデゴール ウィリアン (パルティ) セバジョス エルネニー Gジャカ ガブリエル D・ルイス ベジェリン (チェンバス) ライアン監督:ミケル・アルテタSUB:レノ、セドリック、パブロ・マリ、スミス・ロウ、サカ、エンケティア
・アーセナルと言えば、決定機が山の様にやってくるけど決めるとこで決められない。次第に決定機は減っていき、後半終了間際にセットプレイで沈む・・・アーセナルあるあるです。なので、前半早々に先制するというカタチは勝ちパターンになるのですよ。この試合では、前半6分に先制点。本当に助かる。ベジェリンのクロス、オーバメヤンが空振り、こぼれをエルネニーがプッシュ。ちゃんとインサイドで流し込む感じのシュートで0-1と先制。ちなみにこの試合ではエルネニーはCKでヘッド、無人のゴールをクリアされて得点にはならなかったものもあった。そして、意外にもプレミア初ゴール。そうでしたか、エルネニーみたいな縁の下の力持ち系の選手にももっともっと報われて欲しい。
・そして、後半21分によーやっと来ました。夜中でしたが、まぐもガッツポーズしちゃいましたよ。名古屋の子みたいに。結構、オーバメヤンも後半は焦ってきたのか、無茶なドリブルを繰り返したり、どうにか前を向いてシュートまで行きたいというプレーに固執してました。その展開の後に、ウーデゴールからマルティネリ。そこからのシュート性のクロス。ここにオーバメヤンの飛び蹴り。どういう蹴り方? 恐ろしいバランス感覚。これで0-2になったんですが、ここからは選手の温存スタート。相手も退場選手が出たってのもあって試合終了。まぁ、たまにはこんな快勝もいいんじゃないかな。
・さて、プレミアリーグは残り4試合となっております。まずWBA、チェルシー、パレス、ブライトンとなっております。2試合は平日なんだよね。そして、今週の木曜にEL準決勝となっております。ここが大一番ですね。アウェーで1点取ってるってだけでも、少しは救われていると思いましょう。という訳で今週でアーセナルの命運が決まるという一週間になります。ただ、ここでせっかくのGWの恩恵を受けられないってのは残念。夜中起きて観てたいよ。