・日本でも日本海側が大雪でしたが、プレミアリーグでも珍しい大雪でした。一粒がでかいのなんの。試合中に緑色だった芝生が真っ白に。おかげでバックパスとかは非常にこわかったのですが、先に点を取っていたので楽な試合運びでした。いやー、この試合でも「トップ下」が居る事で戦い方がこなれてきました。やっぱり、「トップ下」は必要だったのですよ。
-WBAのメンバー- ロビンソン ディアガナ (オースティン) ペレイラ フィリップス (ハーパー) ギャラガー ソーヤーズ オシェイ イヴァノ アジャイ ファーロン (バートリー) ジョンストン監督:サム・アラダイスSUB:バトン、ギブス、ペルティエ、クロビノビッチ、グロシツキ -アーセナルのメンバー- ラカゼト オバメヤン スミス・ロウ サ カ (ウィロク) (ウィリアン) Gジャカ セバジョス ティアニー パブロマリ ホルディン ベジェリン (ナイルズ) レ ノ監督:ミケル・アルテタSUB:ルナルソン、Dルイス、エルネニー、ペペ、マルティネリ、エンケティア
・ティアニーが止まりませんね。この試合だけでも何度オーバーラップしてきた事か。今までの3-4-3だとティアニーのオーバーラップと左MFのサカと左WGのオーバメヤンが被っちゃうんですよね。どこぞの解説者がラインが被ってると指摘してた通りで、グァルディオラの5レーン理論を教わったアルテタとしてはいまいち攻撃が機能してなかった。日本的考え方だと「二歩」ですかね。ただ、この4-5-1だとティアニーとオーバメヤンが被らずに良い位置関係なんですよね。オーバが居ない事でスペースも出来、裏通りで1度抜き、急ブレーキで2度目の抜き、カットインで3度目の抜きからのシュートで先制。相手のサイドバックが可哀そうになるぐらいの個人技でアーセナル先制。3回抜かれてるみたいなもんだし。
・アーセナルが勝てなかった時はサイドからのクロスの数がえげつなかった。でも、ゴールが入らなかった。しかし、今はトップ下にポジションを置く事で相手のマークも分散し、中央も経由出来る事から更にサイド攻撃に磨きがかかった。更に中央突破もおろそかに出来ないゴールシーン。中央突破からスミス・ロウ、ラカゼット、スミス・ロウと繋いで、シュートを撃たずに中へ折り返してサカプッシュ。ここの一連の流れは素晴らしかった。まぐの好きなアーセナルが戻ってきたかの様だ。スミス・ロウもここで中へ折り返すパスを選択した時に、エジルの姿がオーバーラップしたよ。そうか、君も「トップ下はいらない」の被害者だったんだね。
・オーバメヤンが絶不調なら、ラカゼットが取ればいい。そんな感じになれば別に問題は無いんだ。ここ最近は絶好調になってきたラカゼット。エンケティアの方が試合に出れなくなってるね。この試合では献身的なプレイだけでなく、その後にもう一度自分が入り直してゴール前に侵入出来てる。体がキレてる時はこういう得点のにおいのする所に入り込めるもの。相手のクリアがポストに当たり、こぼれをジャカがシュート、更にそのこぼれにラカゼットがプッシュで3-0。更にオーバメヤンからティアニー、ティアニーのシュート性のクロスを真ん中に走りこんだラカゼットの膝か太ももでゴールイン。入る時ってのは当たり損ねでもゴールへ向かってくれるんだ。
・でも、この試合でのオーバメヤンは随所にらしいプレーが戻ってきてますね。ゴール入るのは時間の問題かな。早いに越した事は無いけど。センターラインで貰ったオーバメヤンが独特のリズムで運ぶドリブルをし始めると恐くて近付けないね。相手も一定の距離を保って付いてくるしか無いんだけど、結果的にこれでペナに侵入されてシュートまで撃ってる。うん、これが入り始めるんだよ。今まではこの得意技すら出せて無かった。これが中へカットインしてシュートもあるし、縦へえぐってシュートもあるし、この試合ではこれらをフェイントにしてティアニーへのスルーパスが得点になってるし。相手に取っては選択肢いっぱいあるのも厄介なはず。
・さぁて、1月になりましたね。今の所はトップ下のポジションがありますね。エジルのポジションありますね。エジルの復活をぜひ観たい所ですけど。ただ、アルテタさんはまだ「余剰戦力」の売却をしたいそうで。期限付き移籍ですが、コラシナツがシャルケへ移籍だそうです。エジルと同じく干されてしまっているソクラティス、サリバの去就が注目されております。さて、今後のアーセナルですが、今週土曜にFA杯でニューカッスル戦。来週平日木曜日の夜にホームでパレス、月曜の夜に再びホームでニューカッスル・・・うん、しばらくは連勝街道に乗せて頂いてもよろしいでしょうか。