・これで前半戦が終了となりましたが、成績が見事に「7勝7敗7分」という事で縁起がいいですね。なんて言いましたが悔しい事にはかわりません。本来は5割、優勝を争いたいなら6割と言いましたが、あと3つ足りなかったってところですね。まぁ、PK2本とか、勝ち試合を落とした事などを考えると、前半戦は「取りこぼし」を数えちゃう感じでしたかね。さ、今回は横浜FC戦。J2ではありながら、元J1得点王 vs 元J1MVPという事で、J2のレベルにない妙技を観る事が出来ましたね。「決定機じゃないのに決めてくる」こういうゴールが必要なのだよ。
-東京ヴェルディのメンバー- レアンドロ 佐藤優平 端戸 仁 (コイッチ) 永田拓也 山本理仁 井上潮音 小池純輝 (藤本寛也) 平 智広 李 栄直 若狭大志 (梶川諒太) 上福元直人SUB:柴崎貴広、田村直也、近藤直也、河野広貴 -横浜FCのメンバー- イ バ (戸島 章) 松尾佑介 Lドミンゲス 中山克広 (松井大輔) 田代真一 佐藤謙介 武田英二郎 カルフィン 伊野波雅彦 北爪健吾 (川崎裕大) 南 雄太SUB:辻 周吾、中里崇宏、山本凌太郎、瀬沼優司
・おーおー、溜めてる溜めてる。前半の15分間は横浜FCのイバとドミンゲスにプレスの意思が無く、ヴェルディの最終ラインが自由にボールを持てました。なので、李からのロングフィードが直接永田まで一直線なんてシーンも多かった。ただ、来ないなら来ないでCBも余裕ぶってプレーしてると、急にイバが向かってきたりするので意外と厄介な大男だこと。特に潮音に対して全力でぶつかってくるんだけど、潮音が病院送りになっちゃうぐらい強烈。そんなに本気出さんでも・・・と思ってたんだけど、何度かあの図体で潮音に奪われてるんですね。なので、イラっと来てたんかも。
・なんか、いちいち画像が違うんだが、まぁこのスイッチでもいいか。まぐも欲しいし。ずっと寝ててくれればよかったんだけど、この先制点であの二人にスイッチ入っちゃいましたね。なので、この試合がずっと0-0なら最後まで0-0になる可能性もあったかもしれない。さて、ヴェルディの方はポゼッションも出来てるし、組み立ても充分に出来ている。ラストパスも出ているし、攻撃が攻撃で終わるという前節までの課題は解消している。横浜FCと違う部分で言えば、「足を振れてるかどうか」ですね。ただ、先制点はヴェルディも振るチャンスがあった。左からの展開で端戸がこぼして、潮音のミドルシュート。ここはぼてぼてではあったものの、きちんと足を振れたのはいいですね。ただ、この後は横浜FCの方が足を振れるんだ。
・手前みそですいませんね。サムライスピリッツの画像なんか使っちゃって。最近では生放送なんて始めちゃって。どっぷり漬かっております。宣伝。まぁ、言いたい事は「いざ尋常に一対一の勝負」。ここの部分で今までは「激しく戦う」がキーポイントになっておりました。甲府戦でしたかな。なんだけど、「相手も激しく戦ってきた」ってところですかね。まずは左サイドで松尾が小池相手に勝負。ここで一対一で抜かれてしまったのが失点の原因。さらに横浜は頑なにこの試合ではサイドの攻防で1つの約束事を持っていた。それが「イバはニア」。きっと、練習でイバのポジショニングについて何度もやり合ったんでしょうね。高さのあるイバがあえてのニアってのは意表を突かれますよ。これで同点なんですが、もう1つがドミンゲス。バイタルでフリーになったのを見た永田がガツンといってるんですよ。激しく戦ってるんですよ。まさか、ビクともしないで弾き返されるとはね。ここの一対一で勝ったドミンゲスがまさかの「流れの中から直接FK」弾で1-2と逆転。なんじゃ、こりゃ。ホームであるヴェルディのゴール裏でも「おぉぉぉぉ」って感嘆の声を上げちゃったもの。スーパーなゴールでした。
・はい、素敵なキャンパスライフを仙台大学で過ごしませんか? 入学願書うけつ・・・まだ受け付けてないな。ただ、松尾佑介くんを横浜FCが受け入れる準備は出来ていそうだ。後はレッズが余計なことをしなければの話だが。この試合ではこの松尾君が頑張ってましたね。左からの攻防でこぼれたボールを田代一発。まぁ、正面に見えたんだけど、これもぐんにゃり曲がってるんですね。ブレた訳じゃなくて、普通にカーブがかかってたみたい。正面の上福元もとっさにキャッチかパンチングが難しいでしょうね。これで1-3。ただ、ヴェルディも左サイドが活躍してるんだ。若干、2失点に絡んでるものの、あれは戦った上での失点なのでいいでしょう。むしろ、アシストをしてる部分も誉めましょうね。潮音のパスが絶妙でしたが、あそこに走ってた永田も凄い。サイドをえぐってクロス。こぼれたところで小池が一発と。これで2-3。
-東京ヴェルディのメンバー【4-1-4-1】- レアンドロ 端戸 仁 佐藤優平 梶川諒太 藤本寛也 井上潮音 永田拓也 平 智広 李 栄直 小池純輝 上福元直人 -東京ヴェルディのメンバー【4-4-2】- コイッチ レアンドロ 端戸 仁 藤本寛也 井上潮音 梶川諒太 永田拓也 平 智広 李 栄直 小池純輝 上福元直人
・ほんと、あとはコイツを倒すだけだったのに。実際倒すべきは「10番ピン」じゃなくて「カルフィン・ヨン・ア・ピン」なんですけどね。フリが長いな。まぁ、色々とホワイト監督も手を変え、品を変え挑戦はしてましたよ。事実、左サイドからの展開でコイッチのスライディング。完全にゴールインのシュートだったんですが、ゴール内でカルフィン・ヨン・ア・ピンがスーパークリアと。これで3-3になって終われれば万事解決だったんですけどねー。コイッチも居たのでサイド攻撃を意識してクロスを上げていきたかったんだけど、当然相手もサイドを封じていたんでね。なかなか、攻撃のカタチを作れませんでしたね。惜しいのは右サイドで小池が一対一で勝負したシーンですよね。ここで一枚をはがさないと得点を奪うのは難しいんですよね。なので、パス回しばかりで終わってしまったのが残念でした。
東京ヴェルディ 2-3 横浜FC
得点者:潮音、小池 / イバ、ドミンゲス、田代
MOM:CBカルフィン・ヨン・ア・ピン(勝ち点1を3にする功績)
MOM:MFレアンドロ・ドミンゲス(スーパーなゴールでした)
MOM:FWイバ(ニアに飛び込むってことはマークをかわすということ)
MOM:MF松尾佑介(終始走り回ってウザかった、誉め言葉)
MVP:MF田代真一(こっちもスーパーなゴール。1試合で1つだけにして。)
MVP:MF永田拓也(初選出)
MVP:MF井上潮音(4度目/通算5度目)
MVP:MF小池純輝(6度目/通算13度目)
・まぁ、これぐらい決定機じゃなくてもゴールを決めてきて、約束事もきっちりと出来ていて、全員が一対一などを勝とうとしてくると。こうなると、なかなか迫力があっていいですよね。あとはヴェルディの方もボールロスト増えてきちゃいましたね。攻撃を攻撃で終えるという事が後半は出来なくなってしまったんで、横浜FCがかたくなにイバのニアをやってた様に攻撃で終えてるのはいいですね。たとえ、そこで奪われてもカウンターではないし。アーリークロスでもいいので、しっかりと終えると。こちらもコイッチが入ってからは同じ様にラストパスを放りたかったですね。さて、次回は天皇杯なんですが、ホワイトさんはどういう事を考えますかね。「天皇杯はFAカップでしょ? イングランドでFA杯は特別なものだ」とベストメンバーで挑むのか、「ターンオーバーっすよ、FAカップでも最初は子供使うでしょ?」みたいなイメージなのか。アーセナルもユースっ子が出ちゃってますからね。さて、子供は使わないとしても、ヴァウメルソンは90分働かせたい気もするし。あ、ちなみに定時で帰れても後半開始からなんで、今の残業具合だと西が丘はいけないっすー。後は頼んだ。