・いやー、参りました。てっきりエメリ監督のこないだまでの戦術はシティ戦に対するものだと思ってました。そしたら、まさかの4-2-3-1。真っ向勝負とは恐れ入った。まぁ、3-1で結果以上の内容差を魅せ付けられてしまいましたが。うーん、エメリ監督はグァルディオラさんに勝ったことが無いそうですけど、何か考えすぎちゃったんですかねー。あのラムジーをトップ下にして相手を追いかけまわし、3ボランチのジャカ、グェンドウジ、トレイラで中盤を固めると。これは意外とハマるんじゃないかなーと思ってたのになぁ。
-マンチェスター・シティのメンバー- アグエロ Bシルバ (ジェズス) スタリン Dシルバ ブライネ ギュンドガン(マフレズ) ラポルテ オタメン フェルナ ウォーカー エデルソンSUB:ムリッチ、ダニーロ、ストーンズ、デルフ、サネ -アーセナルのメンバー- オバメヤン ラカゼット コラシナツ イウォビ (Dスアレス) (ラムジー) グエンドゥジ トレイラ モンレアル コシェルニ ムスタフィ リヒティ (マグロパノス) レ ノSUB:ツェフ、エルネニ、エジル、エンケティア
・はい、結果だけ先に言うとハットトリックです。いやー、さすがはアグエロですね。フィニッシャーとしての役割のみに特化していいので、非常に恐ろしいですね。ペナの中で待っている事がほとんどなくて、深い位置まで全力で走り切ってくる。なので、ゴールに関しても触るだけでゴールになるものが多い。それでいてシュートテクニックも豊富なので、もともと「決定機じゃなくても決められる選手」でもある。いやー、結果的にガブリエル・ジェズスは勝ち目無いっすね。ただ、若いのでライバルであるアルゼンチンのFWの技術を盗んでおく時期と捉えた方がいいですね。下手にPSGとか移籍とかしないで、シティで腰を据えて後々にネイマール越えを果たしちゃうかもしれないですよ。
・まぁ、最近流行りのやつですよね。グァルディオラが見つけちゃった新戦術。まぐもかいつまんでしか知りませんけど、まさに「ハーフスペース」ってやつですか。ブライネがずっとそこにいるんだわ。そこで常に時間を使えるってのが非常に大きい。なんでもできちゃうもの。自分がゴールを決める、アシストをする以前の仕事が全部ブライネから。「ラス前パス」なんて言い方をまぐはしちゃうんだけど、それを出されまくりだった。あのゴールライン際に出すパスのエゲツないこと。
・先に言いましたが、3ボランチでアーセナルが向かうんだと思ったっていうのはこの部分を消すことができるんですね。まぁ、こっちの攻撃は減りますけど、シティ相手にそれは致し方ない。ちょっとアレで戦ってみてほしかったな。そうすれば、ブライネを消せたかもしれない。そして、あの2点目ももしかたら守れたかもね。それがギュンドガンからのダイレクトパス。あれはダイレクト、ダイレクト、ダイレクトだもんね。つまり、ラムジートップ下のアレだとチェルシー戦のジョルジーニョみたいにマンマークで追いかけまわす訳だ。ってことはこの試合ではギュンドガンにマンマークだった可能性が高い。もしかすると、少しは対応が変わったかもしれないなぁという妄想が止まらんよ。
・さて、バルサからレンタルで獲得したデニス・スアレスです。若くして色んなクラブへ移籍してるんですが、何か人質としてたらい回しされてる真田幸村の様なイメージ。いつかきっと輝く時が来るよ。それがアーセナルだといいね。もともと、セビージャでエメリ監督の時に1年間レギュラーで起用してるんですね。そういう縁で獲得が決まったそうです。オプションで完全移籍も可能だそうです。もともと、お金があれば即買い取りしたかったみたいですけどね。まだ、この試合では才能の片鱗的なもんは見えなかったけれども、来夏には無料でファン・マタ(これもエメリ繋がり)という話も出てるので中盤増えそうですね。