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Channel: まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ
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ウナイ・エメリ塾 1時間目 / 違いがはっきりと出てますね

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・さて、今シーズンばかりはまだアーセナルを全試合追いかける事にしますよ。あくまでも、まぐはヴェンゲル信者であったものですから、ヴェンゲル以上のサッカーを魅せてくれないと困りますよ。ただ、その猶予は1試合ぐらいで決めたりはしません。今シーズンすべての試合で判断するとしましょう。ただ、その1試合で違いはハッキリと出てました。この短期間でこれだけ自分の色を出せたのは評価してもいいかな。
 

       -アーセナルのメンバー-          オーバメヤン    ムヒタリ   Mエジル   ラムジー                 (ラカゼト)        Gジャカ  ゲンドジ       (トレイラ) ナイルズ  ムスタフィ  ソクラティ  ベジェリン(リヒティ)           PツェフSUB:レノ、ホルディン、エルネニ、イウォビ   -マンチェスター・シティのメンバー-          アグエロ スタリン    (ジェズス)    マフレズ(サ  ネ)            (ブライネ)    ギュンド        Bシウバ         フェルナンジ メンディ  ラポルト  ストンズ  ウォーカ          エデルソンSUB:ブラーボ、コンパニ、オタメンディ、フォデン

 





・今日はどんな試合を魅せてくれるのだろうかと期待値MAXで臨んだ試合。しかし、開始15分であっさりと現実に引き戻されてしまいます。左サイドで貰ったスターリングがカットイン。そのまま、真ん中までドリブルしてからのミドルシュートで一発。うん、前から言ってる「決定機じゃないのに決めてくる」やつですね。これやられちゃうもの。ひとつケチをつけるとするならば、グエンドゥジ(フォメ表記は4文字がいいのでゲンドジにしてます)がまだ19歳だから、食いつきたくって仕方なかった点ですね。スターリングに着いていくだけでいいのに、噛みつこうとしたから離されちゃった。プレミアはこんな程度でも失点になっちゃうから難しいのよ。まだまだ19歳、身をもって勉強になったでしょ。この距離感を学ぼう。





・グァルディオラのサッカーにおいて、スイッチの入るタイミングってのが訓練されてますよね。「ファイナル(アタッキング)サードまでが私の仕事だ」なんて言葉もある様に、一対一のカタチを作れたなら、確実に勝負に来ますよね。この試合ではそのスイッチを入れてるのが、右サイドのカイル・ウォーカー。タイミングの良いオーバーラップでトラップと同時に勝負ですよ。マフレズも中に入ってスペースを空けてあげるし。実際、この勝負がきっかけで左サイド全滅状態のアーセナルが3人目のナイルズまでケガしちゃう始末。おいおい、開幕戦なのにコラシナツ、モンレアル、ナイルズもケガしたぞ。ヴェンゲルさんじゃないのにケガ始まりってのが変わらないぞ。結果、リヒトシュタイナーがデビューしております。





・上でも言ったけど、シティはサイドバックがかなり重要。サイドバックの獲得だけでとんでもない移籍金を注ぎ込んでおりますが、この試合では左のメンディもやばい。最初はラムジーがトップ下で右がエジルだったんだけど、すぐにエジルをトップ下に戻しましたね。それがメンディもオーバーラップからの突破でエジルがぶっこ抜かれた。このタイミングになるとサイドに張っていたスターリングがまたコース空けてるもんな。訓練されてるねー。結果、そのメンディからのアシストでベルナルド・シルバのゴールで0-2。ここでもアグエロがスペース作ってるし。シルバの前に誰もいないもんね。ただ、このメンディは攻撃特化型みたいですね。実際、前半終了間際にムヒタリアンに抜かれて、あわてて止めに入ったシーンはもろPK。VARあったらヤバかった。両手で突き飛ばしたもんね。さらにCKでもメンディの前に体を入れたムスタフィがジャンプ、このタイミングで抱きついて押し倒すという始末。0-2からPKで2-2っていう展開もあるかもしれない危険な男。それがバンジャマン・メンディ。ちなみにこの後、ベジェリン、ムヒタリアンに抜かれて2アシストもんの失態もあるので、メンディのミスだけで4-2勝利という展開もあったかも。えぇ、単純計算ですけど。





・ところが残り30分でシティが急にだらける。決して、試合を流した訳ではなく、得意のプレッシングが効かなくなり、ずっと防戦一方の展開へ。それでも、シティが0-2で勝利を収めたのは言わずもがな、「アーセナルの決定力の無さ」が原因です。2-2に出来たんじゃない? まず、オフサイドにはなってるけれどオーバメヤン、エジルがネットを揺らしているし(DFがオフサイドをアピールしてないので狙って取ってないやつ)、オーバメヤンのカットインシュート、リヒティマイナスパスのエジルシュート空振り、ベジェリンの単独シュート、ムヒタリアン(メンディんとこ)からラカゼットボレー・・・いやいやいやいや、今までジルーのせいにしてごめんよ。決定力無いのは皆だったよ。ってか、ラカゼットどうした? ワールドカップ出てねぇよ。ってか、攻撃陣ほとんど出てねぇよ。




・という訳で開幕戦は0-2でシティの勝利。シティが元気だった前半だけを見ると、昔のアーセナルは攻撃(パス回し)で時間をかけるので、その分相手からの攻撃の時間が減る。そういう意味での「攻撃する守備」という言葉を選んでいた。しかし、今回のアーセナルは守備の時間長いっすね。攻撃がロングパス、アーリークロスなど攻撃を早々に終わらせる選択肢が多い上に、中盤の押し上げが遅いので途中で拾って波状攻撃になかなか辿り着かない。そうなると、支配率も下がるし、相手の攻撃機会も増えることになると。さて、まだまだ試練は続く。次節は新監督対決のチェルシーですよ。それにしても、プレミアのこの組み合わせ酷いっすね。わざととしか思えない。

 

 


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