Quantcast
Channel: まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2968

ヴェンゲルスクール27時間目 / 大スランプに陥っている

$
0
0

・前回はドルトムントからの補強でオーバメヤン、ムヒタリアンの活躍でエバートン相手に大勝。勢いに乗った状態でこのノースロンドンダービーへと望んだ訳だが、試合は1-0でスパーズに敗戦。実際、試合終了間際に同点に追いつくチャンスがあったものの、それ以外では相手ゴールを脅かす事も無く終わってしまった。本格的に2トップ構想も視野に入れてあげてもいいかなと思った試合でした。
 

        -ToTのメンバー-           Hケイン   孫 興民   Cエリクセン   デレアリ  (Eラメラ)          (ワニャマ)        デンベレ  ダイアー デイビス  フェルトン  ダビンソン  トリピア           HロリスSUB:フォルム、ローズ、オーリエ、シッソコ、ルーカス        -アーセナルのメンバー-           オーバメヤン   ムヒタリ  Gジャカ  ジャック  Mエジル    (ラカゼト)(ウェルベ)            エルネニ           (イウォビ) モンレアル  コシェルニ  ムスタフィ  ベジェリン            PツェフSUB:オスピナ、チェンバース、コラシナツ、ナイルズ

 



・前半早々のGKと一対一。これがオフサイドと取られていなければ・・・たらればが止まりませんね。ポジティブに捉えれば、ムヒタリアンではなくウィルシャーからのスルーパスでも反応してくれた事か。抜群の裏への抜け出しをオフサイド。それよりも最終ラインの誰もが手を上げていなかったので、こういうのは何気にオフサイド取らなくてもいいかなとか思っちゃったり。前半はほんとこれぐらいしかチャンス無かった。





・アーセナルはいつものサッカーで臨んでましたが、スパーズはやや変則的なシフトを組んで来た。まさしく、アーセナル相手に万全の作戦で挑んできた。それが左サイド偏重攻撃。ハーフタイムの図解で明らかになったのだが、まずCFのケインは左ウィングと言っても差し支えないぐらいに左寄り。むしろ、CFにいたのはデレ・アリの方。トップ下からやや左寄りにエリクセン、同じく左MFに孫 興民。これだけ左に寄った理由はアーセナルの右サイドに理由がありますね。まず、サイドバックでベジェリン vs ケインで空中戦を仕掛け、こぼれ球をエリクセンと孫 興民がエジルと競り合う・・・そら、波状攻撃が続くわけだ。


a0151701_21483724.jpg 


・そうか、そういう作戦なのか。ハーフタイムでここらへんを修正しよう・・・そら、普通そう思うわな。しかし、スパーズは後半にこの左サイド偏重攻撃をさらっとやめてしまう。むしろ、CFケインはずっと真ん中どっしりに。試合中の修正なんてアーセナルが出来る訳ないじゃない。今度はあまり攻め込んでこなかった左サイドバックのベン・デイビスのオーバーラップ回数も増え、前半ではあんまりしてこなかった「アーリークロス重視」の戦術に。これがズバリ成功。左サイドからのアーリークロスにど真ん中ケインのヘッド一発っ!これで1-0。8歳の頃にアーセナルの下部組織に在籍し、1年で解雇された経験を持つケイン。この頃から「VS アーセナル」には並々ならぬものを持ってるそうです。





・後日、その当時のコーチから「太ってたからなぁ」と暴露されてたりします。その後は防戦一方。右からのクロスにケインがフリーってのもありました。エリクセンのFK、ラメラの一対一、デレ・アリも一対一がありました。えぇ、最近細かいミスが指摘されるものの、ツェフが居ないともっと失点してましたよ。そして、ここから謎のフォーメーション。何とトップ下にイウォビ。確かにイウォビは受け手になる部分では上手いんですよ。今のアーセナルでもっともパスを引き出せる選手です。常に足が動いてるし、球離れもいい、相手と相手の隙間にひょこっと顔を出せる・・・ただ、トップ下っていうポジションは「出し手」側の人間。ボールを貰うまでいいけど、そっからの所作が遅くボールロストが多かった。スパーズの真ん中の厚みもあったので、ボックスタイプの4-4-2が面白かったかもねー。





・ただ、それでもこの戦い方で1-1同点になるのなら申し分は無い。そして、そういう試合展開であった。ここまで大スランプ中のラカゼット。公式戦12試合で1ゴール。序盤は順調だっただけに急な失速はチームの順位をも失速させる。そして、青天の霹靂としか言いようがないオーバメヤンの加入。OBからはジルーではなく、ラカゼットを移籍させるべきだったと言われてしまう。その為、この試合に賭ける想いは強かった・・・はずだった。右サイドでベジェリンのクロス、ファーサイドでどフリーのラカゼット。強烈なボレー・・・は安全に行こうとインサイドボレーをして宇宙開発。上から下へ叩きつける様なボレーだと心配だったか。今はなにをやっても裏目。スルーパスをDFと競り合い、引きずりながらGKと一対一をシュート。ゴールに向かって転がっていくボールは途中からゴールを逸れていく・・・これも入らない。そして、無情にも試合終了。1-0でスパーズが勝利。これでアーセナルのアウェー勝てない病は続いていく。



・あれ? おかしいな。決定機を外しまくって半べそをかく選手はチェルシーへ移籍したはずなのに。どういう訳か、ラカゼットが外して半べそをかいてるじゃないの。フランス代表はみんなこんななの? うちにくるとグリーズマンもこうなるの? まぁ、ともかくオーバメヤンはELには出れないので、EL2試合でラカゼットの治療に充てるしかないのだろうか。更に病状は悪化しないだろうか。意外とエンケティアにしたらゴールとかしちゃうとかなのだろか。さ、こっからカップ戦3試合。EL2試合+空箱杯決勝・・・つまりはプレミアも足してシティ二連戦も待ち構える。マジでスランプとかしてる場合じゃないから。

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2968

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>