Quantcast
Channel: まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2968

僕が第二クールの町田に勝った理由(わけ)

$
0
0

・相手をリスペクトしていない訳じゃない。しかし、リスペクトしている場合でも無い。少しでも格下だと感じたなら、全力で叩き潰しに行く。もはや、J1へ上がりたいという理想と、試合内容・個々の技術から来る現実。そろそろ、全てで圧倒出来る試合にしていかなければ。それを誤魔化す意味でも、町田の試合の入り方は間違っていなかった。全てにおいて圧倒される事を分かった上での、メンタルの持って行き方・局面で激しく行く姿勢。悪くなかった。「俺達は強い」それを0-0でも0-1でも思い込めば、本当に強くなったりする。ただ、まだヴェルディには先制点という 保険が無いとそう思えないのだ。この試合、まさにそんな感じ。
 

     -東京ヴェルディのメンバー-          ドグラス    高木善朗 (カルマル) ピニェイロ   (梶川諒太) 安西幸輝  内田達也  渡辺皓太  安在和樹                  (田村直也)    平 智広  畠中槙之輔  井林 章            柴崎貴広SUB:内藤圭佑、林 昇吾、中後雅喜、高木大輔    -FC町田ゼルビアのメンバー-       鈴木孝司  中島裕希            (遠藤 純輝)   戸島 章          平戸太貴                (吉濱遼平)       谷澤達也  井上裕大      (戸高弘貴) 松本怜大  増田繁人  金 聖基  大谷尚輝          高原寿康SUB:碓井健平、奥山政幸、森村昂太、中村祐也

 


・ヴェルディは従来の3-4-2-1にメンバーを戻した。まぁ、原点に戻った布陣になった訳だが、ここで活躍しないといけない選手がいる。畠中、逆足の安在、善朗の3名。4バックになると出番を失ってしまう畠中は何とか3バックで守備を安定させないといけない。左右逆足にすると、安西は活躍出来ないが安在は活躍出来る。利き足にすると、安西は活躍出来るが安在は活躍出来ない・・・どうしたらいいんだか。そして、背番号10番の善朗。守備もしないといけない4-1-4-1だと出番は無いが、3-4-3なら攻撃に専念できる。トップ下が理想だが、昨年マークされると活躍出来なかったので3-4-3の方がいいのかもしんない。さぁ、残り少ない試合でこのフォメを固定してもらえるだろうか。


・この試合で勝った理由(わけ)ってのは、冒頭でも言った通りです。ズバリ、先制点。ヴェルディにはまだまだ大事なんですよ。右サイドのピニェイロがシュート性のクロス。これを大谷がボレーで叩き込んで1-0とヴェルディが先制・・・ゴール左上に決めるって見事なシュートだったよ。下から掬いあげる様に蹴ってるから、普通はふかしちゃうんだけどね。んで、あれは彼個人のミスでいいのかな。まぐは誰かが「クリア!」と「スルー」とか「フリー」とか混同したコーチングでもあったかと思うんだけど。ま、失点しちゃったのはそれはそれでいい。ただ、GKなり、キャプテンなり一声かけた方がいいと思うぞ。「大丈夫、大丈夫、気にすんな」の一言でいいんだよ。全然大丈夫じゃなくても言うんだよ。ちょっと、そこが気になった。大谷くん独りぼっちにさせちゃいかん。


・逆足になるといきいきする安在。もともと、キックの精度には定評のある安在だが、今までみたいにパスを細かく繋いで、フリーになるまで繋いで、空いた所で安在のクロスなので効果があった。しかし、縦に早いサッカーだと、安西の様にスピード勝負になる。一対一は勝負しないといけないし、抜き切らずでもあげないといけない。そうなると、安在は少し分が悪い。ただ、逆足になるとサイドで貰ってから、抜かなくたっていい。切り返してからのクロスを上げるとなると、対応するDFの肩越しから巻いて入るキックを安在は蹴れる。今回はまさにそのボールをピニェイロへ合わせてボレーで2点目。きっと、あれはピニェイロがいなくても、枠内へ入ってきそうな良質なクロス。誰にも当たらずにゴールも有り得た。そういうボールを安在は蹴れる。しかも、後半開始早々のCKも安在なので、この試合は2アシストだ。あ、相手へのパスは観てなかったという事で。スライディング土下座するほど、反省してるので許そう。


・さて、4点、5点と幾らでも入りそうな試合展開なのに入らないのは御愛嬌。カウンターで100%ゴール(GKと一対一で横パス)を誰もやらないんだもんね。元日本代表の小島さんが言う所の「根性無しシュート」。お前が蹴れば俺は止めれたしぃ~って言いたいやつ。後はタケさんみたいに軸をずらしてシュートするやつも無いんですよね。わざと一回角度をつけておいて、対角線にちょんちょんって決めるやつ。みんなインフロントで蹴るんだもんなー。んで、そんなふわふわした時間帯でしっかり失点しちゃうし。そんな中で目についたのが左サイドバックの松本怜大。3点取られても最後まで戦ってましたね。ふんふん、なかなか良い選手だ覚えて置こう。まぐの欲しいリストに保存しておくか。あ、ちなみにCKがマークになってましたけど、ファールで助けられてノーゴールだったけど、完璧に失点してましたよ。考えてみると、セットプレイがマークの時代に小池やら常盤やらが競り勝てずに失点してた事もお忘れなく。高さも強さも無いんだから、基本的に「セットプレイが苦手」なんです。

 

 

 

     -東京ヴェルディのメンバー-       ドグラス  ピニェイロ      (カルマル)        梶川諒太  渡辺皓太 安西幸輝               田村直也          内田達也    平 智広  畠中槙之輔  井林 章            柴崎貴広


・気のせいならすまん。もしかして、ユベントスやってた? 何か3-1-4-2に見えたもんで。守備する時は、真ん中を3枚にしてた気がするんで。ボランチが梶川、内田、渡辺の3枚が並ぶ。んで、カウンターだと飛び出すと。ピニェイロもサイドじゃなくて、2トップの位置にいたかなーと。こういう数遊びと配置遊びが好きなもんで、そっちに寄せて見てしまう悪い癖かもしれん。まぁ、お気になさらず。でも、この布陣からのピニェイロのGKと一対一。チップキックでゴールかと思いきや枠を外すと。あれはあってるんだけど、軸をずらすの。その一個前でちょっとだけ右に半歩ずれとくの。あえて角度作るの。すると、相手GKはニア抜かれたくなくて寝そべるから。そこを飛び越えるの。あー、タケさんのシュート集とか見たいなー。


東京ヴェルディ 3-1 FC町田ゼルビア
得点者:OG、ピニェイロ、畠中 / 遠藤

MOM:FWアラン・ピニェイロ(8度目/通算13度目)
MOM:MF安在和樹(8度目/通算20度目)
MVP:MF高木善朗(2度目/通算16度目)
MVP:DF畠中慎之輔(5度目)

MVP:DF松本怜大(最後まで戦ってたよ)



・いやー、最後まで戦ってましたね。左サイドバックの松本怜大。最後のアシストだけでなく、ピニェイロやドウグラスにも突っかかっていく姿勢。途中で引きずり倒したり、投げ技やったりと凄かった。3点取られてからのオーバーラップもかなり手を焼きましたし、おかげで戦術上の交代という事で田村直也を置く事になった訳で。まぁ、その後は上から目線でタムが抑えてくれましたけど。そして、最後のピニェイロのGKと一対一、最後までスプリントして戻ってましたよ。何人か町田の選手は諦めて見送った人もいました。その中で松本だけ諦めず全力疾走。もしかしたら、視界に入ったのかもね。

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2968

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>